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肉体を持たなかったころ
僕らはまだ光で 全てと溶けあってた
ただ在るだけで愛そのものかもしれない
海に住む魚が海水って何かを求めて旅するお話みたいに
光もやがて旅をする
一体自分は何ものなのかって 旅をする
永遠よりも遠く
死よりも長い時間をかけて旅をする
やがて自分が光だと忘れ 肉体を持って生まれてきた時
自分が何ものなのか?その半分を知ることになる
分離感はそこから来るかもしれない
プラスはマイナスを求め続けるように
マイナスはプラスを見つけ出すように
何十回と人生を繰り返し
殺し合いをし 子を育てて 愛を感じ 泣いて 笑って 全ての営みを味わいきったら
心の奥から聞こえてくる
ささやくような声が
ささやく声が
聞こえてくるだろ?
目を閉じて光の頃を思い出す
まだ光だった頃を思い出す
あなたは私で
私はあなた
ささやく声に
目を閉じて