それは探しものが見つかったのかもしれない
なんとなく涙がわいてきて
懐かしくてどうしようもなくなって
大きな声で
みんなに叫びたいんだけど
そこにある「生」にかき消されて
感動と感謝の渦と 笑顔で満たされていく
それは探しものが見つかったのかもしれない
毎日イヤホンで聞いていた
あの人のたまらなく切ないメロディも
私の「今」にあって響いている
いつも届かなく遠くで見え隠れしてる
歴史より深い言葉も
私の「中心」にいつも 在って
いつもの毎日が
今が
どこまでも広がる音のように
重なっていったなら
波で無く 海だと感じたなら
それは探しものが見つかったのかもしれない