…熱くなった所で今回の旅と
関係ない方向に行ってしまうので戻すのだ。
一通り街を巡り腹をもっと空かせた状態で入店。
本場の讃岐うどんですよ、奥さん。
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…圧倒される。
『ビックリかき揚げぶっかけうどん』を頼んだが
本当にビックリだ、なんだ此のサイズ。
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横から見た図。
お分かりいただけただろうか?
これで大盛りにしても1000円以下だ。
さらにビックリビックリ。
野良狗路くんも他のメニューを選んだが
普通盛りなのに素晴らしい程のボリューム。
2人揃って
「これだったら東京では1000円絶対越すよ。」と
何度も何度も呪文のように唱えながら食事。
そりゃ、自分の後ろの席の大阪のオバチャン達が
自分のうどんを持ってきた時にそのうどんをガン見して
かなり無理言って店員を困らせても注文変更するわ。
(野良狗路くん情報提供)
しかし…
やはり本場。餅は餅屋。
今まで食べて事のない食感、
これがシコシコしているという感覚なのか!?
そしてモチモチ。なのに喉越しツルツル。
美味いッス。生きてて良かった(嬉し涙)。
これなら毎日うどんでも飽きないわ。
ただ…
想像以上のボリュームとコシで
アゴが疲れ具だけで腹がドンドン満たされていくので
最後のほうはダラダラとダルそうに食す、2人揃って(笑)。
美味しいんだが。此処まで来たかいがあったんだが。
やっぱり本場だよな。全ての道はローマに通じんだよ(?)。
腹八分目…どころか表面張力の起きたコップのような状態で
山を登りにまた岡山に戻る。
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児島駅に到着。
「コジマなのに駅前にヤマダデンキかよっ。」とぼやきながら
雨も強くなり運良く駅売店に残っていた
2本の傘を購入しバス停に。
…運良くだ!?
運が悪いから旅先で雨が降るんだろうが!!
…アイツのせいだ!
ま、気を取り直してバスに。
向かうは一人のキャラの名前になっている山の山頂!
雨天決行なのです。
此処まで来たら行くでしょ、あの蟹頭のてっぺんに!!
バスで多分此処の場所であろう停留場に向かう。
…が、またバスの運転手にほぼ満員の車内で
「1番の人、此処で良いんですか?」というアナウンス。
えっ、降りるから押したのであって何故に念を押される!?
何、この辱しめ?県外の人には手厳しいの!?
イヤな気持ちになり降車。
…アイツのせいだ!
↑完全な八つ当たりに変化
そして目的地の山まで道も分からず勘を頼りに歩く。
とりあえず歩く。トボトボ歩く。
雨が降るが微妙にテンションの上がってる2人がいる。
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いい塩梅になった古めかしいトンネルを抜けると…
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DJ伊丹のカウントダウンで有名(?)の鷲羽山ハイランドの看板。
そして…
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向かって左側に目をやると、アラ絶景!
この交差点で既に瀬戸大橋が一望できるではないか!!
此処から見た景色。この角度。
こんなカット割りあったよと自分の方がハイテンション(笑)。
だってあったよ、記憶の限り。
此処からは見た人しか分からない内容で説明。
OVA第一期第一話。
魎皇鬼が墜落した勢いで瀬戸大橋に激突し大破。
翌日の朝のニュースを天地一家が食卓で見ているのだが
そのTVに映っていた光景がこの角度だったと。
そしてきっとコッチだろうという予想だけで
瀬戸内海を右手に見ながら行軍。
山だから上り坂があるのだろうと思っていたら
ずっと下り坂が続く。…あっているのか、此処で?
だがしかし不安も感じたが
それ以上の希望と期待が遥かに上回り歩く。
もう此処まで書くと読んでいる方々は
だいたい察知しているとは思うがこの山を目指してました。
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鷲羽山(わしゅうざん)。
そう宇宙一のマッドサイエンティスト
実は宇宙の創造神の三人の中の長女『伯備 鷲羽』
「鷲羽ちゃんって呼んでね♪」で御馴染みの
彼女の名前の由来になった山である!
それにしても何故駅のような看板だと思うでしょ?
元々は昭和の末期まで鉄道が走ってたみたいで。
今は『風の道』という遊歩道になっているという寸法さ!
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我々一同(共にメガネ愛用)は一路
山頂に向かいズンタカタズンタカタ。
苔生す歴史の重みもある石段もなんのその。
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また奥に石段が。
此処まで来るともはや人気が全くなし。
…いやバス停を降りてから人気はないですから。
誰が好き好んでシトシト雨の降る寒空の中を山を登るんだ!?
…此処にいるんだよ、此処にさ。
基本的はインドアなのに出掛けるとアグレッシブに
人気のない自然に果敢に戦いを挑む2人がさ!
山登りなのにかたやスニーカー、
かたやハーフパンツの2人がさ!(笑)
ただ誰も俺達を止められない。
脳内には天地無用!に使用された曲やら
なんやらが勝手に流れているし。
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この辺まで来ると霧が発生。どんどん視界が悪くなる。
聞こえてくるのは野鳥のさえずりのみ。
ま、此処で女性の悲痛な叫びが聞こえようものなら
完全に稲川淳二さんの怪談と変わらんよ(笑)。
それぐらいの雰囲気はある。
夜は絶対無理だな。
無理というか完全に踏み外して危ない事このうえない。
でもそういう事を抜きにしても足取りは軽いのだ。
今、鷲羽ちゃんの肩かな?鎖骨辺りかな?と
どんどん登っていくと(気持ち悪いから)。
~さらに続け~