我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

24年目の復讐 -完結-

~ちょ、待てよ!やっと終わるんだから!!~




此処にもお化け屋敷があるのね。
段々と方向性が偏ってきたと思うが声には出さない。
人には優しくしろと教わっているからさ(笑)。
早速にでも中に入ろうぜよ。


色々と時代物のマネキンで怪談ぽいマネキンがあるが
其れよりも地味に怖かった此の2体の人形。
此の写真はフラッシュを焚いたからアレだけど
暗闇の中で見てごらん。不気味だよ。


でも恐怖過ぎてもなんだから
ワンクッション置くためにオッパイ出現(?)。
そんな館長の粋な計らいに労をねぎる(??)。


  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡


…もう此のAAで変なテンションの上げ方はやめよう。
やっと最後の展示にたどり着く。
順路通りグルッと廻って例のおいでおいでしている
白装束のマネキンのすぐ脇にある部屋。
「女将さん、やってるぅ?」みたいな勢いで(実際に行きつけは無い)。



…!!!!!!!!!!!!!!
此れですよ、此れ!!
自分がやってみたかった事をやってる!!(?)

まあ、自分はこうやって棚に陳列するのではなくて
家のデッドスペースに飾るの、お洒落でしょ?(キ○ガイ)

こう云う理髪練習用マネキンとは中学時代に縁がありまして。
まあ、話すと長くなるので。
…いやネタを一気に放出するのは勿体無い(笑)。



裸の妊婦のマネキンが只々並んでいる訳ではない。
向かって左から右に目をやると胎児の成長する姿が見られる。
まさに生命の神秘…だが何も旅先で見たいとは思わない(汗)。


アマゾンかアフリカだと思われる原住民の割礼の儀式…
だから旅先で見たいとは思わないって(再び汗)。
勉強にはなるけれども。


鯨の珍宝。メガペ○ス。
オッパイを堪能したら今度は…ンムフフ(猪木風笑い)。
欲求不満で悶々としている奥様らは…(以下自粛)。
奥様、私のでよければ…(もっと自粛)


…此れにて鑑賞終了。
う~ん、まさに異次元。異次元人ヤプール。
館長の頭の中はカオス。くれいじー。
だが何となく趣味・嗜好の流れが分かってきた。
漢字三文字で表すなら…


中二病。


もっと的確に表現するならば…


こじらせた中二病。


転じて此処の館長は…


きっと自分の進んでる道の先にいるね。


自分も気付いたらサブカル・アングラ界隈をウロウロ。
人生ってそんなもんだよ、類は友を呼ぶ。
無意識に集まってくるんだね、人も物も。


だから自分みたいな人間には胡散臭いのが集まってくるの!
でも其れが心地よいの、自分も胡散臭いから!!(笑)


サヨナラ、まぼろし博覧会!また御逢いしませう。
そして次の目的地にランランルーと突き進む。
其処は太平洋に面した場所にあるらしい。
最も海が似合わないインドアの三人がいざ出陣!!(笑)



実際は此の岬でのメインの場所である灯台から
太平洋を一望する。
うん、気持ち良いぐらいに大荒れだ! (-_-;)

…つうか、こんな平日に、しかも雨。そして閉館ギリギリ。
閉めようとしていた管理人は迷惑だっただろうなぁ(苦笑)。

「全然人がいないねぇ。」
とか会話しながら登ったり降りたりしたが
平日に此の辺りをウロウロしている我々の方が
明らかにおかしいよね、世間一般的に。



前略、道の上より。
最終目的地に向かう道中から太平洋を眺める。
いやぁ、いい崖してるねぇ。
此のスタタンタンと垂直に切り崩された崖っぷちを
感嘆の溜息を一つつきしばし見とれる。

此処に着いてからというもの頭の中では
火曜サスペンス劇場の例のOP曲がエンドレスループ。


↓コレ

</object>

こんな天候でこう云う場所にいるのはアレだよな。
他殺か自殺だよな…(何かの見過ぎ)。

それよりも私の人生が崖っぷちだ。
常に片道燃料で現実社会と云う荒れ狂う大海を
目的地もなく海面すれすれの低空飛行だ。

嗚呼、誰か私に蜘蛛の糸を垂らしてくれぬか。
しかし欲深き私、カンダタの様に再度地獄に真っ逆さま。
待てど暮らせど生き地獄。

そんな私でも夢をみる。
何時の日か何時かきっと浪漫飛行(バブル臭プンプン)。



今日の最終目的地。此の吊り橋。
昭和特撮(キカイダー他)や志穂美悦子のアクション映画等の
ワンシーンが此処で撮影されたのだ!!

テンションが上がる友人、シーンを思い出せない自分(汗)。
とりあえず渡るだけ渡ってみる。


ザッパァァァァン、ザッパァァァァァァン!!


崖に叩きつけられる波の音!其の音が辺りに響き渡る!!
だがそれまで。こんな荒れた日に感動は生まれない。
いや…よしんば感動は生まれたと仮定しよう。


そんな感動すら打ち消す自然の驚異!!
雨と風が我々に襲い来る!!


とりあえず渡ってみたものの崖しかなく
こんな日に訪れる物好きは我々ぐらいだろうと思っていたが
なんと崖の先にカップルと思われる人物を発見!

「まままま、まさか…(悪い方向)。」
と云うのが頭をよぎったがなんて事はない。
海外からの観光客でした(訛り的に中国か?)。


たまたま遭遇した彼らに記念撮影を頼まれ最終目的地巡礼終了。
初めて我々のプチ日帰り旅行に同行した友人の許可も取らず
いつもの調子で温泉で旅の疲れを癒やし帰京。

お疲れちゃんでした、皆の衆。
今度こそ晴れた伊豆を散策したい!!
でもこんな空模様の方が我々らしいのか。
…二人のどちらかが雨男って事だよな?


完。


~魔裟蛇華先生の次回作にご期待下さい!!~
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