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我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

ねえ、おじさま、わたしは人間にとっていちばん必要なことは、想像力をもつことだと思います。

いやはや。時の流れは早いもので。
今年は行きたい所も高速バスが運休ばかり…。



皇紀弐千六百八拾年霜月某日




どうも、おはこんばんちは!!自分は中野に馳せ参じました。
此の小劇場街に久しぶりに馳せ参じました。
…なんか見覚えがあるって!?デジャヴ!?!?

いやいや前回は『テアトルBONBON』と云う劇場でしたが
今回は隣の『劇場MOMO』でございますよぉー。
『モモ』 と云えば『ミヒャエル・エンデ』ですねー(関係ない)。

そうそう『チャラン・ポ・ランタン』の唄い手『もも』ちゃんの名前の由来も
ミヒャエル・エンデの此の作品ですねぇ(もっとブログに関係ない)。



今宵は『ドラマデザイン社』企画『レモンゼリーのプールで泳ぐ』を観劇。
密かに応援している『西田圭李』ちゃんが出演すると聞いたもので。


前回の舞台から…かれこれ半年以上は経ったんでしょうか?
スタダの期待の新人女優さん達はまるで武者修行の様に
大なり小なり数々の舞台で場数を踏まさせられるシステム(多分)。

其れは本人達にとっては色々な経験が出来るし
ファンにとっては近くで応援出来ると
お互いにwin-winなシステムだと思うのですよ(?)。



ではではあらすじでも。



郊外の盛り場にあるガールズバー「Lemon Jelly」。雇われ店長ナナと、
ここで働くユウコ、シオリ、ミカ、マリエらは全員未成年。
違法行為であるが少女たちは、みな家庭に問題を抱え店以外に居場所がない。
ナナは、未成年犯罪を取り締まる刑事や、
甘い汁を吸おうとする大人たちから「Lemon Jelly」を守っている。

ある日、シオリが店内で襲われ、誤って男を殺してしまう。
警察に通報すれば、自分たちの居場所がなくなる。
窮地に追い詰められて少女たちの選択は、店の冷凍庫に隠すことだった……。
(原文ママ)



此の作品はジャンルで云えばサスペンス系とでも云うべきか。
段々とシリアスな展開になっていき激し過ぎる程に話が二転三転!!
あっという間に観劇終了。完全に掌に踊らされたわ、自分。
完全に作品の世界観に飲み込まれてしまった模様。

テレビドラマでもサスペンスをほぼ見ない人間だからなぁ。
簡単に翻弄されてしまったよぉ(単純な頭)。
最後の最後まで目が離せないとは此の事ですなぁ。


其の中で圭李ちゃんの役柄は『ミカ』と云う名の女の子。
家庭の事情(母親と何かあるみたい)で家を飛び出して
ガールズバーで働くようになった女子中学生。

此の物語のメインになる少女『ユウコ』の先輩にあたる女の子。
いつもニコニコでガールズバーのムードメーカー。
そして随所随所で物語の展開のキッカケを作る存在。


まだまだ浅いファンなんだが圭李ちゃんはよくそういう立ち位置の役を
キャスティングされるなぁと感じたのよねぇ。
主人公の其の脇をガッチリと固める主要キャラ。

此れは彼女の演技力が買われている証拠だと。
実際、演技もそうだが表情も豊かで飽きないんだよなぁ。



あと気になった俳優さんでも書こうかね。
『シオリ』役の『福永彩乃』ちゃん。
彼女も圭李ちゃんと同じくスタダ3部に所属する新人女優。

舞台が初めてと云う事なんだがそうは思わせない
堂々とした迫真の演技で驚嘆。
事務所はこんな逸材を何処から見つけてくるのだろうか?
どんだけ未来のスターがいるんだ、此処!?



『石井刑事』役の『斧口智彦』さん。
役にハマり過ぎの暑苦しい演技!!(褒めている)
自分はツボに入ってしまい、彼の一挙手一投足に注目してしまった。

「なんか、こんな感じの演技見た事あるなぁ。」と考えていたら
北海道のスーパースター演劇集団『チーム・ナックス』が脳裏に浮かぶ。
似ているのよ、雰囲気と云い容姿と云い。
是非とも舞台だけではなく映画やTVドラマでも見たい!!





久しぶりにエンターテイメントを堪能した感じ、此の閉鎖的な世の中で。
こういう状況だからサイン入りパンフレットはネット予約で購入のみ。
いつもなら終演後に本人から直接書いてもらえるのだが仕方ない。

本当なら2~3回は観たかったんだが今回は初日のみ観賞。
だってチケット発売初日であっという間に完売してるんだもの。
小劇場なのに更にコロナ対策で客席が間引きされているから…。


もうちょっと圭李ちゃんの勇姿を拝みたかった。
舞台の何が楽しみかと云うと其の臨場感もそうなんだが
徐々に舞台に慣れてきてアドリブを入れていく演者さんが面白いのよ。

ストーリーはもちろん同じなんだがちょっとずつ刺激を変えるみたいな。
其れがリアルで面白いのよねぇ、個人的に。
演者さんの腕の見せ所と云うか。


なにはともあれ皆様、お疲れ様でした。
素敵な夜をありがとう。



皇紀弐千六百八拾年霜月某日




酉の市。いつもなら賑々しくなっているが今年は違う。
人もまばら、かなり静か。すれ違う人もかなり少ない。
それもそう此のご時世。なんてこったい。

メインと云うか酉の市と云えば名の上がる鳳神社は
往復ハガキでの申込制となり、いつもの長蛇の列はナッシング。





自分が行く酉の市の元祖と言われる長國寺でさえ此の状況。
検温に始まり何かあったらの住所氏名記入。
参道の熊手を売る方々も呼び込みも出来ずに悶々と。

廻りの屋台もソーシャルディスタンスで何時もの賑わい無し。
一店舗ぐらいの距離を取って立ち並ぶ。
しかし…ガレージを借りている臨時居酒屋は通常営業!!
思わず大丈夫かよと呟く(苦笑)。


呼び込みもない屋台の列は今の世間の状況を表している。
でもそんな事も関係なく視野に拡がる絶対美味いやつら。
たこ焼き、お好み焼き、牛串、生ビールetc.…。

嗚呼、食べたひ。自粛ムード関係なく食欲を刺激する。
だがしかし我慢、我慢。散財散財いかんいかん。
落ち着いて森羅万象あらゆる誘惑を断ち脱出。



…思わず買っちゃった。


浅草の焼き鳥専門店『鳥喜』で大量に。
そうなったら東京の下町の勢いでキンミヤ焼酎。
そしたらそしたら割材はホッピーやらバイスでしょと。


…屋台の我慢、台無し。


やっぱり無意識に浮かれていたんだろうか。
自分も江戸っ子(三代以上続く)なのか(だが群馬とハーフ&陰キャ)。
其処の若者よ、我慢は毒だぞ?(言い訳)

嗚呼、来年こそは本来の姿に戻りますように。
ラブ&ピース。それはそうと遊びたい(『ドラッキーの草やきう』より抜粋)。




ドラッキーの草やきう

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