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我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ -其ノ壱-

此の短期間にある場所を訪ね京都に通うことになるとは…。
決して幕末のノリではない。



皇紀弐千六百七拾五年皐月壱拾四日(木)




どうもお早う御座います。えー、京都です。
今日も今日とて京都です。何故に京都にいるかと?
神社仏閣巡り?…まあ、其れもありーの。

今は昔、渋谷に其れは其れは好きなギャラリーがありましてね。
ゴシックで耽美で幻想的な素敵なギャラリー。
其のギャラリーが京都に引っ越して期間限定で開催されるらしい。
此れは行くしかないと現在に至るのだった。


…だがしかし前出したように古より続く神社仏閣が数多いのが京都。
やはり神社にも行かないとつまらない(見た目は寺寄り)。
其れなので前々から行きたい行きたいと思っていた神社へ!!

やっぱり本職の方々みたいに詳しくないが好きなのよ。
あの凛とした雰囲気、心が清々しくなると云うか何と云うか。
でもね…たまに禍々しい何かの居る神社もあるから気を付けて(意味深)。







どれくらい電車に揺らり揺られて着いたのでしょうか。
恐ろしい程に緑溢るる駅に到着。
もう駅名で目的地となる神社がバレてるな。
でもいいや。書き続けよう。

取り敢えず駅から微妙な距離。普通ならタクシーだろう。
しかしお日柄も良い今日の天気。歩く事に決定。
勿体無いよぉ、此の状況を堪能しないと。







もう駄目。こういう感じの所が大好き。
鳥のさえずり、川のせせらぎ、風に揺れる樹々のざわめき…。
『ザ☆癒し♪』ですよぉ、まさに。もうずっと居たい。

新緑の季節に馳せ参じたが是非とも次は晩秋にと決意。
だってだってね、かなりの確率でモミジが其処ら辺に。
絶対に紅葉の季節に来たいよ、此の環境!!
げにまっこと堪らんぜよ!!(何故に土佐弁!?)



『蛍岩』と呼ばれる大きな苔むす岩。
かの平安時代の歌人『和泉式部』が此処で歌を詠んだようだ。
此の辺りで飛んでいる蛍を見て想い人の事を。

それから千年も経つが今でも周辺は水無月(6月)になれば
蛍が飛び交っているそうだ。う~ん、浪漫チック。
なんて素敵なジャパネスクだな(懐かしい)。





神社に着く前に見えてきた小さなお社、名は『梅宮社』。
『木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)』を
此の末社で祀っているそうだ。

スズメバチに威嚇されつつも近づいてみる。
いや、カチカチと警戒音を発してないから只の様子見か?
昔からハチには好かれるよく分からない体質。



~続く~
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