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我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

忘れな君 われらの恋 すみれの花咲くころ -其ノ弐-

~続き~








まだまだ木漏れ日の中を歩く歩く。未だに目的地に着かず。
でも心地良いのは何ででしょ?不思議な感覚。
疲労感が溜まるどころか爽快感さえ感じる。





ある程度歩いていくと人の居る気配と云うか建物が見えてきた。
飲食店や天然温泉に…あれは何ぞね!?
あれが雅なる優雅な食事場所である川床ってやつですか!?

見ているだけで清涼感が伝わってくるなぁ。
参拝する前に…いやいや我慢我慢。
全てを終えてからですよ、此処の神様にご挨拶してから。



飲食店・旅館街を抜けてどれくらい経つだろうか、『貴船神社』に到着。
豆知識と云うか何と云うか。一つだけ披露。
地名は『貴船(きぶね)』と読み神社は『貴船(きふね)』と読む。

其れは何故かと問うならば?
貴船神社は水神様である『高龗神(タカオカミノカミ)』を祀っている為、
発音が濁らせないようだ。水が濁るってアレだもんねぇ。
なるほどなるほど。


まあ、そんな話は置いておいて(なら書くなよっ)。
神社までの道中で後々考えると不思議な事が起こった。
其れは旅館街辺りの人が必ず居る場所以外で常にさ…



(ネットより拝借/フリー素材.com)


クロアゲハに先導される。


どこからともなく現れたかと思うと目の前をフワフワと。
まるで導くかの様に飛んでいるの、自分が行く方向を。
此方ですよ、神社はと。

そしてある程度の距離を歩くと何処へと。
居なくなったかと思うとまた違うクロアゲハが現れ…。
其の繰り返しで貴船神社まで楽しく移動出来ましたと。
嗚呼、ありがたやありがたや。


虫って眷属と云うか神の使いになるみたいだからねぇ。
後日、実家が神社の友人に話したところ(巫女経験者)、
やはり同じ見解でしたよ、うんうん。

何だろうね、どんな奴が来たのか偵察しに来たのかな?
ちょっと見て来いと。怪しい坊主がフラフラと現れたからと(笑)。



これよ、これ!!此の石段は実に雅かな雅かな。
夜遅くに神社に行くのはご法度なんだが(魑魅魍魎が集まりやすい)、
此処だけは日が沈んでから来てみたいねぇ、きっと幻想的。

途中、旅行中の老夫婦の記念撮影を手伝いながらも上へ上へ。
一段一段踏みしめて、やっとこさ本殿が見えてきた。
状況のせいなのか環境のせいなのか
此れぐらいの石段なんてチャラヘッチャラ。
むしろ清々しい気分になるのは何故だろう。



…と、其の前に本宮の御神木の桂の木でも。
どうですか、写真からでも伝わってくる神秘な波動!!
気持ち良い、傍に居るだけで癒される。

其れはそうと前から思っていたが多いんだよっ。
関西から西の神社・仏閣では御神木が桂が多いのは何でろうか。

かなり古い時代から日本に定着ししている樹木だからかな。
神代の時代は西日本を中心に始まったものだし。
そういう関連も考えたら面白いかもしれない。



そして…無事に参拝。御祭神である高龗神に二礼二拍手一礼。
其れは其れは綺麗な社殿でして、ついつい見とれてしまう自分。

此の写真では無人ぽく見えるが至って境内は大盛況。
こんな所まで来るんだと感心したのは中国人観光客達。
後は大阪から来たであろうおばちゃんの群れ(笑)。

あのステレオタイプなノリはどんな場所だろうが同じなんだと。
もうちょっと静かにならんものか、気持ちは分かるんだが。
(*´Д`)=3ハァ・・・



~続く~
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