我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

君にも見える ウルトラの星 其ノ壱


弟が何処かで購入してきたのだろうか、
此処に昭和54年に発売された漫画がある。
そう光の国の戦士達が主役の漫画。

『てんとう虫コミックス』だから
コロコロコミックに掲載されていたのだろう。
コロコロコミックと云えば我々もお世話になった(?)
少年向けの健全な漫画雑誌。

此の漫画雑誌の御陰で読んでいた頃なんか
同性のクラスメイトならまだしも女子にまで
『ともだちんこ』をしたり(今やったら犯罪)
ミニ四駆を軽量化しまくって破壊しまくったり(手先が不器用)
トカゲの尻尾を食べると力がつくと思っていた(高橋名人のアレね)。


…だがしかし!!


大人となった自分でも(中二病末期なので子供と同じ)
「これは少年少女にいかがなものか!?」
と思ってしまう場面が所々にあるのだ。
昭和という時代がゆるいのか
はたまた平成という現在が厳しすぎるのか。

それは自分にも分からない。
時代時代で人の価値観は変わっていくもの。
だから今現在のモノサシでは判断出来ない事が多々ある。
其の事象が良かろうが悪かろうが
当時の状況を考えなければナンセンスなんですよっ。


でも今見ても疑問というか何というか
「それはちょっと…(汗)」
と思うシーンが結構あるのだ。

ストーリーは詳しく書けないが
自分が衝撃を受けたシーンを幾つか挙げようと思う。




酔いどれ新マン。
新マンこと『帰ってきたウルトラマン』の彼である。
詳しい内容は書けないが
とりあえず酒場の片隅で呑んだくれてる。

少年向け漫画で酒なんかタブーだと思うが
タブーを覆す何かが彼にあったのだろう。

…しかし光の国の方々って
エネルギー源は日光じゃなかったっけ?
口から何かを食べたり飲んだりしたっけ?

あ、日光と書くと植物みたいになるな。
あえて『太陽の光』と書くべきか(笑)。

…いや公式設定を調べてみたら
エネルギー源は『ディファレーター光線』だった。
やっぱりそうだよな。光だよな。
………。



そんなもんだから兄弟も一致団結、
これから頑張ろうという時には盃をかわすよな、うん。
大人ならそうなる、大人ならね。
これを見て子供が親に質問したらどうなるのでしょうか?(苦笑)


あとウルトラマンジャックを『新マン』と書いたのは
此の作品に『ジャック』と名乗る者が数人いるため。



『ジャック』。
名前そのまま。『ウルトラの父』の兄。
宇宙警備隊の隊長に選ばれるはずが
『ウルトラマンキング』の推薦で弟が着任。
彼は部下を引き連れウルトラの国を去り
『新宇宙警備隊』を結成。そして…。


…公式設定にそんな人物いたっけ?


自分が知らないだけだったのか?
円谷好きな大きなお友達はみんな知っていたのか?
この歳になって初めて知ったぞ。
????



『ファイティングジャック』。
全宇宙格闘技チャンピオン。
チャンピオンの誇りから最強と云われるウルトラ族に
「俺の方が強い!」を証明したいがために
悪の組織と結託する。


…どんだけ脳みそも筋肉なんだ、此の人。


此の2人がいるため最初は『新マン』と書かれているが
3巻辺りで基本の『ジャック』と書かれるようになる。


…だって2人とも死ぬからね(爆)。



~続く~
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