~続き~
…流石はまぼろし博覧会!!全くブレてない!!
久しぶりに来たが方向性は全く変わらず更なる力を得て
順調にパワーアップ…いや、ドンドンと混沌と化している!!
まるでブラックホールが形成される様を見ているようだ(大袈裟)。
何処まで行くんだ、下手な大物芸術家よりも難解に感じる(褒めてる)。
嗚呼、これが芸術と云うモノなのか…(?)。
そして最終目的施設『村崎百郎館』。
友人(♀)がどうしても見たいと申していた場所でございます!!
それはそうと『村崎百郎』氏を皆さんはご存知か?
アングラ・サブカル系に遠浅の海ばりに知識のある自分が
知っていると思って誘ってくれたのだと思うのだが…
詳しい事は全く分かりましぇ~ん(爆)。
あえて書くならば名前だけを知っているぐらい。
かれこれ20年以上前だろうか。
超過激なアングラ雑誌(今のご時世なら発禁だろう)『危ない28号』や
ミリオン出版系の雑誌に執筆していた鬼畜フリーライターと云う
認識ぐらいしかしていない、自分は。
↑詳しい詳細はウィキペディアを読んで見てくだされ
其れでは早速、村崎百郎の世界を堪能してみようか?
彼が何をしてどの様に生きた人物なのかをチェックだ、チェック。
中に足を入れた瞬間、異様な空気が立ち込める。
切り刻まれたチラシやら写真やら女性用下着が部屋の中に
散乱というまでにはいかないが部屋内部を飾り付けている。
彼を此処まで狂気にさせた趣味は『他人のゴミ収集』。
自分のゴミではない、他人が捨てたゴミを夜な夜な漁っては収集する
正気を疑う趣味を芸術までに昇華させたのだ!!(?)
そして段々と奥に行くと妖しく怪しい禍々しい雰囲気に包みこまれる。
生前、彼は対談やらインタビューなど人と接する時は
顔を此の様な黒頭巾やら覆面で覆っていたらしい。
うーん、何か凄いな。凄いとしか云い様がない。
えーとね、しばらくアングラ・サブカルから離れていたからか、
実は頭の中にこんな言葉がグルグル回っていたのだ。
「嗚呼、何処から何処までが芸術か解らなひ…。」
時間がないので物凄い勢いで鑑賞(果たして芸術作品か?)し
火照った身体をクールダウンするかのように
出入り口の階段をスローダウンし降りて行く。
多少どころかかなり展示品の配置換えがあったようだ。
慌てて目的の展示に向かったから全く気付かなかった(汗)。
前回来た時は屋内で物凄い数の動物の剥製に囲まれていた
面白いぐらいに『米良美一』氏に似ている桃太郎が
神様として祀られているではないか、其の名も『仲直り神社』。
なんか仲直りとは書かれているものの嫌そうに見えるんですが?(汗)
自分も彼だったら仲直りどころかノーサンキューだよなぁ。
こんな瞳孔の開いた赤鬼にお姫様抱っこされるの。
そんなこんなで何とか伊豆熱海のプチ観光は無事(?)に終了。
閉館に間に合って良かったよ、本当に良かった。
取り敢えず色々と勉強になった壱日でした。
ちゃんと日程は考えて決めないとだね。
わざわざ夏休みの最終日曜に行くという暴挙。
そりゃ高速道路どころか下の道ですら大渋滞ですわ(苦笑)。
今回のED曲↓
~完~