我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

雨音でごまかしてた レモンの香りが まつげにしみて -前篇-

のんびり行きましょうや。
あわてないあわてない。
一休みどころかふた休み(もっと動け)。



皇紀弐千六百七拾弐年六月壱拾六日(土)



東京タワーでもないスカイツリーでもない名古屋の電波塔である。
此処は名古屋の栄。電波塔前のモチノキ広場。
空からは冷たい粒がポツポツと。

『太平洋ベルト』が野外ライブを此処でやると
聞いたから来たものの…確実に中止。
でも奇跡を信じてやって来た。


そして…奇跡は起こる!!


晴れるのを信じて来た海っ子(ベルトファンの通称)達に申し訳ないと
吉川さんが急遽スタジオを借りて公開練習しますと大英断!!
玉砕覚悟で来て良かった…。 ゚(゚´Д`゚)゚

なので、集合時間10分以上前から広場をプラプラ。
誰も居ない…誰も来ない。此処でいいのか?(汗)

だがしかし、チラホラと遠巻きに集合場所の
様子を見ている乙女が増え始める。…可愛いね(オイッ)。
そして段々と海っ子が集まり始めまだかまだかとソワソワ。
此処まで♂は自分一人。



そうこうしているうちに通りに白いワゴンが停り…
そして中から見覚えのあるボーダーのシャツを着て
しかも既に白塗りをしている人達が続々と。




…太平洋ベルトのお出ましだ!!


一人ずつ降りてきて集まる。
移動中の吉川さんと目が合い深く会釈。
そうすると満面の笑みで吉川さんが…


「コレはコレは○○君、どうもどうも。」


…!!!!!!!!!!!!
え、なんで!?!?
ファンとしては覚えてくれているのは本当に嬉しい。
嬉しいけれど自分の本名を覚えているとは!?(○○には自分の苗字)
嬉しいと云う感情より驚嘆と云う感情が先にきた(笑)。


其の後、スタッフの某女史とも出逢うが
逢った途端、目が合った途端に大爆笑。
自分を指しながら笑い続ける。
「なんか面白~い♪」


…笑いのツボが分からないんですけど!?



なんだかんだありながらメンバーが
楽器の準備をするので先にスタジオに。
そして吉川さんのみもう少し待ってみる事になる。
段々と海っ子は一人増え二人増え…。

ある程度の人数といい塩梅の時間になったので移動開始。
白塗りの吉川さんを先頭に街中を移動…街中を!?
スタジオまで名古屋の繁華街である栄を
我々をファンを従えて練り歩くのだ。

廻りの人々は訝しげな表情。
そりゃそうだ、白塗りの男に群がる若い乙女達。
誰でも頭に『?』マークが浮かぶでしょ!?(笑)



どれくらい歩いただろうか、スタジオ到着。
吉川さんは受付で交渉が終わり
入口前で一言、
「友達の練習を見に来たという感じで…。」


おいおい友達にしては多過ぎでしょ!?
そんでもって拡声器で説明してる時点で
明らかに状況が可笑しいと思ったが敢えて触れず(笑)。







さあさあ段々と準備も整ったところで
いよいよ太平洋ベルトの公開練習開始だよぉ~♪
良い子のみんな集まれぇ~♪

いやいや自分もスタジオに入れど
人の練習を見るなんて滅多にないから
此れは此れは非常に貴重な体験だ!!
チェックだ、チェックやでぇ(スラムダンクの某キャラ風)。


しかし結構な人数が集まったのでぎゅうぎゅう詰め。
隣の40疊の部屋にしとけば良かったと吉川さんは嘆くが
狭くても貴重な時間を共有出来るだけでファンは
其れだけでも嬉しいんだよ、うん。

乙女達の気持ちを代弁してみる。
気持ち悪いと思われるのを知りつつも(笑)。

だってさ、こんな間近で観られる事なんて滅多にないよ?
あと全く関係ないが個人的コンプレックスが
役に立つというか周りに迷惑かけなかった事に感動。


…俺、体小さくて良かった!!


物凄く身長の高い人間が最前を陣取るとイラっとくるでしょ?
見た目はアレだがすんなり其の場に溶け込めた(?)。
むしろ周りの乙女達のほうが大きい…。o(TヘTo) くぅ

ゴメンよ、存在自体がKYで(苦笑)。
でも純粋に好きなんだよ、何年経っても!
いいだろ、吉川さんの親友とソックリだから!!(笑)





2時間弱ですか、あっという間に終了。
練習だから滅多にやらない曲をチョロチョロとやったが…
またもや『メロンソーダ』と云う曲は演奏せず!

自分、何年聴いてないのだろうか?
良い曲と思うんだが吉川さんはどうなんでしょ?
嗚呼、聴きたい聴きたい聴きたいよぉぉぉぉ…(切実)。

でもね、楽しかった。来たかいがありましてよ。 (´∀`*)ウフフ
吉川さんと久しぶりにお喋り出来るかと思ったが
こう云う時は一歩下がって乙女達に譲るもんだと声をかけず。
…かけるタイミングを逃したとは言わないで(笑)。


皆さんが公開練習アフターを楽しむ中、自分はスーッと離脱。
此の場で色々と共有したかったのだが
どうしても行きたい場所があったので離れる。

時間はまだ夕方の午後4時前。
うん、急げば間に合うって事で。
急ぎ足でスタジオを後にする。

ありがとう。
ではでは。



~続く~
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