皇紀弐千六百七拾壱年拾月参拾日(日)
皆さんは『花電車』をご存知だろうか?
花電車とは装飾(デコレーション)を施して運行される
電車(路面電車)のことである(ウィキペディアより抜粋)。
都市の一大イベントや祭事の時に走らせる路面電車。
北は北海道函館、南は鹿児島まであるそうだ。
何故、いきなり此の様な話を振ったかと云うとやれなんだ。
2011年は都営交通が開通100周年記念と云う事で
33年振りに花電車を走らせると云う話を小耳に挟んだ!!
33年振りと云う事は1978年以来か。
古き良き時代、昭和53年の春の話か。
(生まれてません、そして春なのか?)
震災の影響で延期して10月の毎週日曜日には走らせてたんだが
あいにくスケジュールが全く合わなく
とうとう最終日の30日まで来れなかった。
しかも昼は働いているので結局は最後の最後の夜の1本のみ。
此の機会を逃せば次はいつ見れるか分からない。
そんなもんで仕事を済ませ物凄い勢いで三ノ輪に。
まだ日本が元気だったアノ頃の面影を残す三ノ輪橋商店街。
下町に残る昭和から続く商店街の最後の砦。
また個人的な話だが実家も地元の商店街に所属していて
自民党の小泉○一郎様の御陰で解散しましたからね。
色々と自由化したから小売商は食えなくなった…。
だからぜひとも此処にはいつまでも頑張ってもらいたい。
時間的にほとんどの店が閉まっていたが
商店街をフラフラし雰囲気を味わった後に三ノ輪橋駅に到着。
ホームには乗客が並んでいるが駅の周りには
一目見ようと黒山の人集りがあった。
イメージ的に撮り鉄(撮影専門の鉄道ファン)のばかりと思ったが
懐かしさからかお年寄りは勿論の事、地元の家族連れも
沢山いたので物凄いアットホームなんだな。
誰もが今か今かと期待感でワクワクかつソワソワしてるの。
其の中に自分も混ざった、貴重な時間を共有しようと。
小雨も降る肌寒い中、どれくらい待っただろうか。
遠くからいつもと違う真っ白な電車が汽笛を鳴らしてやって来た!!
ザワザワと思い思いに話していた声が一気に歓声に変わった瞬間!!
33年振りの花電車は開通=生誕100周年と云う事で
バースデーケーキをモチーフにした
其れは其れは可愛いメルヒェンな仕上がりでした。
しばし見とれる自分&其の場に居た皆様。
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出会いがあれば別れは必然。
到着して10分も経たないだろうか。
花電車は我々の目の前から姿を消そうとしている。
去り際のやんややんやの喝采と歓声。
温かい人達に囲まれ去っていく花電車を見て
不覚にも優しさに包まれて泣きそうになってしまった。
ダメだ、歳を取ると涙腺がゆるくなるなー。
ちなみにどうしても此の動画を貼りたかったので
↑の動画をYouTubeにアップしてみた。
何気に動画初投稿。
そんなノスタルジックな余韻に浸りながら
其の余韻を最後まで味わおうと自宅まで歩いて帰る。
もちろん浅草経由で。
夜でも画になる街、其れが浅草。
次に見られるのは何時のなのかなー。
皇紀弐千六百七拾壱年拾月参拾壱日(月)
地元の同級生が営む中華料理屋で
これまた中学の同級生だった友人と会食。
当時はお互いを知っていてもそんなに接点なかったのに
10年以上の歳月を経て色々な話を聞いたり
貴重な体験をさせてもらったりするのでありがたい。
今宵も政治的な話や自分は独り身なのに学校教育の現状、
はたまたヴィジュアル系バンドの話まで
バラエティに富む会話をして解散(笑)。
此の店に来るといつもそうだ。
メインの拉麺や炒飯を食べずに餃子や肉野菜炒め等を
ツマミにして酒を飲んで終わってしまう。
次こそはちゃんと食事しよう。
…でも一人で行くのは何だか照れるな。
一緒に食事した友人から頂いた水晶の原石。
なんでも彼女の知人が仕事で山を爆発させた時、
…こう書くと特撮みたいだな(笑)。
とにかく其の時に出てきたみたいなのだ、大量に。
其れをお裾分けと云う事で頂きました。
上手に割るとアノ例の形で結晶が出てくるらしい。
そうしたらパワーストーンの浄化させる
クラスターに丁度良いと思ったが未だ割らず。
まだ機は熟していない。
皇紀弐千六百七拾壱年拾壱月参日(木)
私が敬愛する表現者『安達加工所』さんが
此処で開催されている展覧会に
参加しているみたいなので見に行ってきた。
近所の浅草と云えば自分は満願堂の芋きんが大好きなので
差し入れに其れを持って本人が居るのを前提に赴く。
…あ、居た。
安達さんに差し入れを無事に渡し
あーだこーだピーチクパーチク貴重な話を伺う。
勿論彼女の作品も鑑賞し時間に余裕があったので
出展している他のアーティストさんの作品も堪能。
人間、こうして心を潤してあげないと直ぐに枯渇するからね。
充分と心を満たしたあとは即座に青山を脱出。
どうしても…お洒落な街は苦手だ(笑)。
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