10代は、バイトをして家にお金を入れていた
ほとんど、帰らなかったけど
家のまわりにいた猫ちゃんにも
ご飯をあげてもらえるように
母親には毎月お金を渡していた
でも、足りないと貸していた
貸していたお金は返ってこなかった
たまに家にいたとき、自分の持ち物を自分のドレッサーにまとめていた
その中に日記帳も入れていた
あるとき、お風呂からあがったら
母親がそれを読んでいた
ショックで、その日から日記を書くのをやめ日記帳を捨てた
たまにしか帰らない娘の事を
知りたい気持ちもわからなくもないけど
ショックだった
もうずっと、帰らなくていい場所を探していた
バイト先で、同じようにフリーターで
親も夜中しか帰らない人がいた
居場所を見つけた気持ちになった
そしてその人に乗り換えるように
付き合い、3ヶ月で赤ちゃんができた
その彼は産むことに反対をした
私は、堕ろすという選択はなかった
母親も反対した
そんな中、父親だけは
お前が後悔するなら産め
俺が面倒みると言ってくれた
その言葉に彼氏と別れ産むことにした
その後、彼氏の母親も同居して産んでほしいといい、彼氏の気持ちも変わり
出産することになった
18歳から19歳になる頃だった
あとに、彼氏の母親は
私たちが同居することが好都合だったと知った
彼氏の父親は、長距離ドライバーだからたまにしか家に帰らないと聞いていたけど
実は近所で愛人と暮らしていた
彼氏の母親は、自分の職場の社長の愛人で同じく二人で過ごすアパートを借りていた
夜中に帰るのは、そういうことで
自宅からのほうが職場が近く
子供たちの母親として、
父親から毎月10万をもらっていたので
家を出る訳にはいかないからだった
光熱費は父親で
母親は、食事なんて作らないし
まとめ買いした食材を冷蔵庫にいれ
各自が作るような感じだったらしい
それなのに、10万をもらっていたから
愛人とのアパートを借りれる訳だ
二人共、似たような夫婦だけど
母親のずる賢さが怖いと感じた
そんな夫婦は、別れない理由に
子供が成人するまでと言う約束が
あったらしい
彼氏が末っ子だったから、あと1年というところで、結婚してこの家にいれば
自分ももっといられると考えたのだろう
義母は、ずっとその家にいて
土地をもらってみんなで暮らそうと言っていた
初めは優しい義母だった
自分の親がお金を持っていなかったから
出産に必要なものを色々と買ってくれ
嬉しかった
休みの日も、パチンコに行こうと
妊婦はパチンコはでるのよと連れ出してくれ、ときどき楽しい時間を過ごしていた
彼氏には、姉が二人いた
小姑がふたり…
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