ポピータイム 

しあわせへの近道・周り道・散歩道 ー変わらないで欲しい大切なものー Kurara 公式ブログ

ハートだるま

2025-01-12 10:12:48 | 
ハートだるまさん
ハートだるまさん
いつもにこにこ
あっはっは!!

まんべんの笑み
睨めっこ出来ない
いつもにこにこ
あっはっは!!

泣き虫さん
やってきても
いつもにこにこ
あっはっは!!

おこりんぼさん
現れても
いつもにこにこ
あっはっは!!

ハートだるまさん
ハートだるまさん
いつもにこにこ
あっはっは!!

みんなつられて
あっはっは!!
ほ〜ら
みんなにこにこ〜
あっはっハハン!!



*こちらは、曲にもなっているので、録音したらアップします♪♪
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Kurara ハート展2025 開催のお知らせ

2024-11-12 16:55:38 | Kuraraストーリー
心に優しい風を贈る Kurara ハート展 2025

2024年12月8日(日)〜12月26日(木) AM9:00~PM9:00 入場無料
                     


こんにちわ♪ 今年も開催します。
是非、心を休めにいらして下さい。
お子様でも、わかりやすい絵なので、ご家族でもどうぞお越し下さい。

案内チラシ←クリックするとチラシが見られます



サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1ギャラリー
〒116-0002
東京都荒川区荒川1-1-1 電話 03-3806-6531
都電荒川線「荒川区役所前」徒歩2分
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」徒歩12分

主催 ハートオブクリアー
電話 050ー3708ー8010 メール kurara_sky@icloud.com
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とんぼ

2024-09-26 20:31:00 | 
とんぼを追いかけた

小さくて白くて
きれいな糸とんぼ

背の高い雑草をかき分けて
静かに静かに近づいて
つかまえてみる

「放して」と小さな可愛い声
すぐさま空に向けて放してあげる

糸とんぼの声は
糸電話に繋がって
「ありがとう」と聴こえてきた



2012-08-22 09:23:06筆〜雨と星と宇宙と〜より
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湯河原の海

2024-07-28 15:05:45 | Kuraraストーリー
都会育ちの私には田舎がない
夏になると決まって湯河原の海へ行った
そこにはおじいちゃんのお姉さんが住んでいた
山のてっぺんに大きな家を持っていた
そこに泊まって、そこから、毎日、海まで行く
山のてっぺんから途中まで、てくてく歩いて
おじいちゃんの妹が住んでいる途中の家で小休止
そこで、親戚と待ち合わせをして、車で海まで連れてってもらう
それが、お決まりの私の夏の海

湯河原の海の波はいつも高くて
小さい頃、私が沖に行ける事は、一度もなかった
波打ち際で遊んでいるだけ
それでも夏の海は最高で真っ黒に日焼けするまで砂浜で遊んだ

大っきな波が小さな私には怖かった
その波を、いくつも超えて、また超えて、遠くに泳いで行く父を砂浜で見ていた
「波の向こうは波がない。静かなんだよ。」という父の言葉が分からなかった

4年生になった夏だった「沖まで一緒に行ってみるか?」と父が言う
私は、泳ぎが得意ではないから、ためらったけど、波のないところを見てみたかった
浮き輪を付けて、父と一緒に、大きな波をいくつも越えて沖に出た
「もう大丈夫だぞ!」と父の声とともに、ザブーンザブーンの波が無いところに辿り着いた
ただ、足は、つかないから、怖かったけど、本当に静かな海だった
砂浜から見てる海とは、全然違っていて、水も、自分の足が見えるほど、きれいだった

私は、泳いでみたりもしたけど、ほぼ浮き輪の中でぷかぷかしていた
父はというと、仰向けに、まるで普通にお家に居るように、上をを見て「気持ちいいだろう!」と言う
父は、何時間でも、そうして浮いていられるのだと言う
静かな波にゆらゆら揺られながら、目を開ければ、一面、真っ青な空に包まれてる
いつも、2時間は、岸に帰ってこない父は、こうして、空を見て休んでいたのかとわかって
父の秘密を知ったような感覚で、不思議な気持ちになった
その時は、表現の仕方が、わからなかったけど、「男のロマン」を感じた瞬間だった

大きな波の湯河原の海は、ザブーンザブーンと音を立てては、私を驚かしていたけれど
静かな沖での流れた時間は、小さな波に揺られながら、まるで時間が止まったような、
ちょっぴり、こわさも含み、不思議な感覚になったのを覚えている

沖で見た、空と海は、まさに、スカイブルー!!
いまでも、鮮やかに、心に映る夏の想い出になった


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梅雨空の下の小さなお庭

2024-07-04 20:08:08 | Kuraraストーリー
5歳の時、小さな貸家から、ほんの少し大きな貸家に引っ越しした。
ほんの少しだから、結局は、小さな貸家になる・・・
そこは、幼い私にとって、秘密基地のような、夢いっぱいの家だった。
こんなに大人になって、想い出してみても、ワクワクするほどだ。

まず、玄関が広い!2枚扉でガラガラと引き戸になっている。
一枚ドアの玄関の倍の広さがある!!もちろん横幅だけではあるが・・
そこを入ると、段々と2回、段をのぼり、ガラス戸を開け部屋に入る。
幼いわたしは、段をのぼるのに、一苦労したが、そこがまた、
すごく大きなお家のお嬢様になった気分で、ぴょんぴょん跳ねて大喜びした。

そして、秘密基地だ!!
玄関の脇に、木戸があり、木戸を開くと、細い路地の入り口になっている。
足元の地面は、しっかりとした土だった。
路地の途中に、洗濯機置き場があり、左横に振り向くと小窓。
小さな台所についた小窓で、そこから、こちらを見下ろせるようになっている。
小窓から、洗濯機がグルグル回っているのを眺めるのも好きだった。
段々と2回上がっての部屋だから、だいぶ高く家が建てられている。
お陰で、格好の縁の下もあるのだ!!もちろん、小さな私は簡単に潜れた。

その路地の突き当たりは、左に曲がり、曲がると6畳くらいのお庭・・?
トタン屋根が付いてるから、お庭というより、物置き場だったのだろう。
でも、子供の私には、雨の日も遊べる場所で、しかも土がある。
ちょっとした、泥んこ遊びが、裕にできる絶好のお庭だった。

トタン屋根のお陰で、雨の降り具合が、すぐにわかるのも楽しかった。
ドンピシャドンピシャと賑やかな音の時は、かなり降っている。
でも!でも!
私は、そのお庭で、地面に絵を描いたり、土で、かたいボール球を作ったり、
路地から、6畳ほどの小さなお庭まで、駆け抜けたり、電車ごっこをしたり・・・
雨でも、なんでも出来たお庭だった。そこは、まるで秘密の遊園地のようだった。

8畳と3畳間、2畳程度の台所の小さな家に付いてた物置き場は、
梅雨空の下の小さなお庭となり、たくさんの雨の音を聴かせてくれて、
たくさんの夢を育ててくれたように思う。

私は、いつも、台所の小窓の下に、踏み台を置き、洗濯機置き場を覗いては、
洗濯機がグルグル回る音を聴いていた。
幼い私は、洗濯機が回っている間は、路地に行ってはいけないと言われていたのだ。
だから、台所の小窓から覗いては、ずっと、見ていたのだった・・・そして、、
そこにも、確実に夢が広がっていた。洗濯機のグルグル音が、まるで前奏曲のように。

梅雨空の下の小さなお庭に行けるのは、洗濯が終わってからなのだ!!
私は、洗濯機が止まると、急いで踏み台から降りて、夢いっぱいの路地裏に走ってゆくのだった。
お天気が良い日も、大活躍した梅雨空の下の小さなお庭は、小さな私の秘密基地になっていた。

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