ポピータイム 

しあわせへの近道・周り道・散歩道 ー変わらないで欲しい大切なものー Kurara 公式ブログ

セピア色の写真たち

2024-06-29 12:00:08 | Kuraraストーリー
セピア色ではないのに、セピア色に染まってる写真
わたしの小さな頃の写真たちだ
紙に映し出される写真だ
今は、デジタルで加工もできるのだろうが
この本物のセピア色に染まった写真には勝てないと思う

時間と共に映し出される紙の写真
なぜか、湾曲してくるのが不思議だ
そこに、映ってるのは、幼い自分、そして、とても若い父
私は、転げるかのように笑ってる
三脚を立てて、慌てて私の隣に走って来る父の姿が面白かった
そう、記憶してる
「あー失敗だ!!」と何回か繰り返されたのも
幼い私には、とても面白かった

一枚の一場面の写真から色んなことが回想される
全部ではないけれど、いくつになっても、幼い頃のことを
こんなに鮮明に覚えてることがあるのが不思議だ

父が写真機を持ち、お出かけとあって、私は、一張羅のおめかしをしている
わくわくしながら、着替えをして、父の車に乗り込んで
「早く!早く!」と云っていた自分
『さぁ!出発するぞ!!』
エンジンをかける父の声が、すぐそこに聴こえてくるようだ

セピア色の写真たちが、色褪せない想い出を連れて来てくれた




“999”スリーナインに乗って逝った父

2024-06-20 20:02:32 | Kuraraストーリー
いつも、わたしの誕生日が、「いいな。」と云っていた父。
わたしの誕生日は、1月8日、父の誕生日は、10月28日。
   
父の説明によると・・・
数字を足すと、わたしの誕生日は「9」・・・カブで、
父の誕生日は、いずれも「10」・・・ブタさんと云う。。花札の世界らしい。。
わたしの誕生日が、来る度、
「よ~~~し、死ぬときは、”9!”カブぞろで、逝くぞ!」と云っていた父。

おみごと! 9月18日!!
9月の「9」と、18日の「1」と「8」を足して「9」のカブぞろで逝った。
父の家系は、とても丈夫で、みんな長生きなのに・・・
父だけ、妙に早く逝った・・・父の兄弟が、唖然としていた。
もちろん、わたしが、一番・・・
当時、寝たきりで居た私は、父に逢うことはできなかった。

天井を見て、なぜ・・・2007年・・・・・あ、これも足して「9」!!
「すごいなーー!父!!」と思って、涙が止まらなかった。

そういえば、学生の頃、父がアニメを観ていて、驚いたときがあった。
銀河鉄道999(スリーナイン)・・・
わたしは、苦手だったので、一緒に、観たのは、一度だったか・・・
終わった後に、居間に行くと、必ず、
「また、いいところで、終わっちゃったんだ。。」
と云っては、頭をかく父が居て、わたしは、頑固な父の面白い一面、
父なのに、可愛らしい一面に触れた気がして微笑んでいた。

いつも、「死は、決まっている」と云っていた父・・
父は、まるで、自分で決めたかように、早く、逝った・・・
”999” 大好きなスリーナインに乗って、銀河の旅に出たんだ。。
ほんの少しだけ、早過ぎる死を認められて・・
病床から独り、父を見送った私だった。

父のスリーナインの旅は、続いている!!
わたしが、逝ったときには、「おー!よく来たな!!いいぞ〜!!」
と得意げに云って、隣に招いてれるだろう。
嬉しそうな父の笑顔が、今日も夜空で光ってる。


紫陽花ボンボン

2024-06-13 20:50:30 | 
大きな白い紫陽花ボンボン
まわるくてふわふわで
わたあめにも見える

髪飾りにしたらきれいだろうな・・
ヨーヨーのように手にぶら下げて
歩いたら楽しいな・・

紫陽花ボンボン
緑の葉っぱの上に
乗ってるみたいで
気持ちよさそう

紫陽花ボンボンの隣で眠りたくなった
風がそよそよっと吹いて
少し揺れる紫陽花ボンボン
賑やかに夏の訪れを教えてくれた



ー雨と星と宇宙とー

木精

2024-06-02 09:50:00 | 
木の精が宿る
そこに木霊(こだま)する

たのんでみようか・・
木の精に

戦争がなくなりますように

木霊(こだま)が運んでくれる
心の声を
遠く遠く彼方の木精さんにも
届けてくれる

たくさんの木精さんに守られて
平和が訪れ
平和が宿る

木精さんにたのんでみよう
争いがなくなりますように

木精さんが宿る木を大事にすること
わたしたちの役目


Kurara「花の集い」展示会開催のお知らせ

2024-03-20 10:58:38 | 
心に優しい風を贈る
  Kurara『 花の集い 』
        with 『ハート展』


2024年3月28日(木)〜2024年4月11日(木)
サンパール荒川2F ARAKAWA1-1-1 ギャラリー
    午前9時〜午後9時 入場無料(最終日午後2時)

シンガーソングライターKurara の小さな詩とクレヨン画展です。
平和を願い、曲作りと共に、詩と絵を描いて届けています。
やさしく、すがやかで、天衣無縫な ”Kuraraの世界” をどうぞ、お楽しみ下さい♪ 

             ごあいさつ
いつも、ご鑑賞下さり、どうもありがとうございます。
2022年6月から始めた、小さな小さな花たちの集いも、3回目になりました。
今回は、花の集い新作4作品、第一章から4作品、ハート展から3作品でお届け致します。
詩のコーナーでは、小さな頃の情景を綴ったエッセイを3作品を紹介します。
春夏秋冬が、どこかへ無くなって行くような、温暖化の昨今、
私は、病中で、かなりの打撃を受けていますが、みなさんも、同じように
今までとは違う毎日に、戸惑っているのだとお察しします。
心を休めて、少しのんびり出来る空間をつくれたらと願い、今年も開催します。
CDは、前回は、開催に間に合わず遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
体調が良かったら、また3曲で用意させて頂きますね。
呉々も、お気を付けていらして下さいね。どうぞ宜しくお願い致します。
     
サンパール荒川2F
ARAKAWA1−1−1ギャラリー
〒116-0002
東京都荒川区荒川1−1−1
電話 03ー3806−6531
都電荒川線「荒川区役所前」徒歩2分
東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」徒歩12分
主催 ハートオブクリアー
電話 050ー3708ー8010 
FAX 050ー6861ー8114 
メール kurara_sky@icloud.com