子宮で育てて貴方を産みたい深い夜、熱い雫を一滴口に転がし貴方を宿す朱い壁は子宮の内側羊水にまみれた貴方は全身濡れそぼち息もできないくらい熱いことだろう腕を伸ばして手探りで
第 五 章「ととさま……」 その時、障子の隙間から小さな白い顔が覗いた。 「おお、姫では...