#喜多方 新着一覧
俳句集『うたたねの』より 冬の章
窓の鉢置かへられて冬構 一直
俳句集『うたたねの』より 冬の章
冠り物取って電話や師走妻 一直
俳句集『うたたねの』より 冬の章
眉寄せて寒鯉の腹さきゐたり 一直*寒鯉 (冬の季語)
俳句集『うたたねの』より 冬の章
犬手とれば枯野の犬と思はれず 一直
俳句集『うたたねの』より 冬の章
葱を切る瞼の妻はうしろ向き 一直*葱(ねぎ)(冬の季語)
俳句集『うたたねの』より 冬の章
物を探す癖つき妻の冬ごもり 一直*冬ごもり(冬の季語) 雪国では、寒さが厳しくなると...
俳句集『うたたねの』より 冬の章
北風やスキー並べて飾り窓 一直*スキー(冬の季語)
俳句集『うたたねの』より 冬の章
足温め隣へゆづり座を立ちぬ 一直*足温め(あしぬくめ)足元に置いて、足を温める暖房器...
俳句集『うたたねの』より 冬の章
羽織着て焚火の埃好きといふ 一直*焚火 (冬の季語)
会越の国境を列車で
喜多方から早起きして乗りたる列車越後へと山越えをする磐越西線阿賀川の流れ眼下に眺め白き...
俳句集『うたたねの』より 冬の章
焚火巻く人あたたかき唇持てる 一直*焚火 (冬の季語)