『笈の小文』の須磨の句には「白芥子」との語は出てこない。「海士の顔先づ見らるるやけしの花」の「けしの花」だけである。そして、この句の前にこのように描写されている。…山は若葉に黒みかかりて、...
標記本53ページ「須摩夏暁」の図(画像は『小川芋銭全作品集 挿絵編』から引用)と、添えられた...