まずはスタートしてみないことには話にならんということで、4月の某日、早速posseスタッフ・Mと一緒にホームセンターに行って苗を購入しました。近い将来には、近所に農地を借りて、そこでみんなでワイワイ野菜作りをしてみたいもんですが、まずは事務所でも可能なベランダ栽培からスタート。限られたスペース、最低限の支出での野菜作りを成功させて、若者にでも可能な野菜作りを実践するのが目的!もちろん、出来た野菜をみんなで食べるのも目的の一つですが。
まずはなにから始めよう?これから季節は春から夏へと移っていくので、ナス・トマト・キュウリの夏野菜三つの苗を購入。他の野菜に比べると栽培が少し難しそうだけど、あえてそこはチャレンジします!ちなみに苗は一つ100円もしない。これで沢山実をならせたら、十分に元が取れちゃいますね。用土は、肥料の入った野菜・花作り用の用土が25Lで698円。これを2袋購入。あと、貝割れ大根・リーフレタス・パセリのタネも購入。

ホーセンターの軽トラを使ってposse事務所に買いだしたものを運び、早速植えてみることに。さて、苗を植えるコンテナはどうしよう?100円ショップで売ってるのもあるけど、とにかくお金をかけないことがポイント。どうせならタダで手に入るものがいい。
タダで手に入って、野菜を育てるのに最適なコンテナ?そんなのあるの?
あるんです!それは「トロ箱」!「トロ箱ってなに?」と思われるでしょうが、つまりスーパーや卸売市場なんかで鮮魚や野菜を入れてある発泡スチロール性の箱のことです。なんでもこれが野菜作りにてきしているらしい。実際にトロ箱栽培をやっている農場もあるらしい。トロ箱を手に入れるのは至って簡単。駅前のスーパーの裏手に回って、「すみません、トロ箱もらえます?」というと、「どうぞどうぞ」と喜んで分けてもらえました。スーパーとしてもゴミはなるべく減らしたいのでしょう、お互い得します。短所と言えば、見た目が極端にダサイことだけど…。これをどうするかも、今後の課題ですね。
そして本を参考に見よう見まねで植え付けてみました。枝が折れないように支柱も立てないといけないけど、その支柱は100円ショップの鉛筆で代用。とりあえずここまでで諸経費は3000円強。うーん…。ホントはもっと削りたい。特に、今回は苗、種、土はホームセンターで購入したけど、こいつらも自分たちでまかなえるようにしたいですね。これから肥料も必要になってくるけど、これもどうやって自給自足するか?只今研究中です。
それから約3週間…。野菜達は順調に育っているのか?

さて、いきなり出鼻を挫くようにまずは悲しいお知らせ。キュウリが枯れてしまいました…。トマトとナスは無事だったんだけど、どうやら強風のせいで茎がへし折られてしまった。こうなっちゃうともう救い切れませんでした。ごめんね、助けてあげられなくて…。しかし、トマトとナスは無事育っています。特にトマトはみるみる育ってます!写真を見比べてもらえればわかると思うけど、主枝の高さも2倍以上になりました。ナスは育ってはいるけど、トマトと比べるとマイペース。原因は、僕が毎日事務所に行けるとは限らず、水をあげられない日もあったからなのか?特にナスは水を沢山ほしがるらしい。最近は毎日のように事務所に行って世話をしているけど、これからもっと暖かくなるにつれて、課題も増えてくる。土を乾かせないことがなによりも大事だし、あと害虫の発生も怖い。これまではほとんど面倒を見てやらなくても育ってくれた。正念場はこれから…。
以上、ベランダ栽培をレポートしました。最初は「トロ箱なんかで育つんかい!?」なんて半信半疑でしたが、上手くいってます。事務所に来るたびに野菜が成長していると、なんとも愛おしく思えてきます。ペットが飼えない人には、是非野菜作りをお勧めしたいです!ボクの心も結構潤ってきました!今後はボク以外のPOSSEスタッフにも手伝わせて、正念場の夏を乗り切っていきたいと思います。その先には、美味しい野菜が待っているはず…。
次回は、ベランダ栽培の経過報告と、POSSE農業の意義・その2について書く予定です。ではまた!(アクセル)