言葉 第二弾

見かけたもの 聞いた事 本等からの、言葉、   
自らも発した言葉を ここに残します。
第一弾も、並行して更新中

2025-04-07 16:13:00 | 日記





サクラ

うちの真横にある桜の木
満開で 花がふわふわだ🌸🌸

どうかまだ咲いていて
散らないで

日本のサクラは とても可憐で綺麗だから

世の中不穏でも、花はいつの時も穏やかで優しく咲いてくれる
鳥はいつも さえずりワンちゃんもネコちゃんも 変わらずにいてくれる
太陽は 変わらずのぼり、月も輝いてくれる。

そこに変わらない平穏を感じるからこそ、ほっと一息つけるというものだ。








水汲みの男の話

2025-03-23 00:20:00 | 日記
インドに一人の水汲みの男がいました。

男は毎日、川へ行き
竿の両側に吊るした水瓶に水を入れて ご主人の家まで運びます。

遠い道のりを一生懸命に水をはこぶのですが、二つの水瓶のうちの一つに、ひび割れができていることに気づきます。

懸命に運ぶのですが、家に着く頃には水は半分に減ってしまいました。

水瓶は男に漏らします。
「あなたが苦労して水を運んでいくのに
私の脇腹にひびが入っているために水が半分になってしまいます。

自分なんて役に立たない、壊れて砕けてしまったほうがいいのに」

それでもずっと前に水を汲んでは家に届けつづけました。

男は、ある日 水瓶にいいました。
「見てごらん、私たちがいつも通る道のどちらに花が咲いているだろう」
 
そこには、ひび割れの水瓶が通った側にだけ、美しい花が一本の道のように咲いていました。 ひび割れがあったおかげで花が咲いていたのです。






こんな話を聞いたことがあり、感動したのを覚えています。
検索してみたら、結構ヒットしたので有名ない話なのかな。


自分では不完全、欠陥だと思っても、実は違うってことあるものだ。
なかなか自分目線では発見しにくいけれど。

 
何をもって「完璧・完全」というのか
言ってみれば、その欠陥さえも完璧な要素かもしれないのだから.....。



足跡

2025-03-22 14:43:00 | 日記




ある信心深い男が人生の最期を迎え、自分の軌跡を振り返ると
自分の歩いて来た足跡の傍らには、いつも寄り添うように、主の足跡があった。

けれどもう一度目を凝らすと所々、一組の足跡だけが残る場所がある。
思い返すとそれは 全て、本当に彼が辛かった時、苦しかった時に限られていた。

彼は主に問うた。
「主よ あなたはどうして私が本当に辛かった時、苦しかった時に限り 私を見放してしまわれたのですか」

主は答えた
「わたしは決して お前を見放したりはしない。
お前が本当に辛かった時、苦しかった時に足跡が一組だけなのは、その時私がお前を胸に抱いていたからだ。



この一つ前の詩も含め、これも誰かから聞いてメモに残していた詩なんだけれど
こちらの本からの引用かな?




 あともう一つ、人から聞き齧った詩があるのだけれど、
これにわたしは勇気づけられたことがある。

メモには残していないし、細かな記憶は無いけれど感動したので 今でもなんとなく覚えている。

「水汲みの男の話」
これも記憶を頼りに書いてみよう








カラスくんとハンガー

2025-03-21 13:04:00 | 日記




カラスが一羽 お一人で来た。

あら、おはよう!
どうしたの?
お腹すいたの?
声をかけて ふと見たら、ハンガーを咥えていた。

一個咥えて、こちらをチラ見して飛んでいったと思ったら また来ては、また人の目を盗んでハンガーを。

三回目、また来た(笑)
今度は手渡ししてあげようとハンガーをだしたら、手から受け取るのは距離的に取りにくいらしい。

仕方がなく物干しにかけたら 臆することなく取りにきた。

出産が近いのね
我が子のために具合のよい空間をつくるんだって
意気揚々と往来し、5本程持っていった。
針金ハンガーは丈夫だからね

枝より頑丈





お布団干そうと思ったら、鳩が出入り口のガラスに背をくっつけるようにして 眠ろうとしていた。


あら、、、そこで寝るの?
お布団干したいんだけど。

ガラス越しに布団を抱えて立つ自分の気配に少しは気づいて欲しいが、、、。







生まれてずっと保育器の中で

2025-03-20 00:16:00 | 日記
生まれてずっと、保育器の中ですごしていたAちゃんのお父さんの言葉を聞いたのは 今から4年前。

「毎日病室を訪ねて、あの子を見るんです。 痛みが少ない一日であるよう、呼吸が楽な一日であるよう祈りながら。 
パパはここにいるよ 愛しているよって、伝えるために。」

視線を送ること 祈ることが唯一の愛情表現なのだと Aちゃんのパパは言っていました。


「何も分かってないように見えるでしょう? だけど僕がどうしても病室に顔を出せなかった日、 あの子は体調を崩したんですよ。
ちゃんとわかるんです。」