今までSNSを避けていた姉がLINEを始めようとした。
原因はたぶん、わたしがLINEツムツムをやってたから。たぶんね。
姉はアカウント作ったが、もうLINEやめる気満々っぽい。
友だち登録で知り合いにどんどん自分のアカウントが知れ渡るのが怖いみたい。
結局、妹のわたしと仕事の同僚の2人だけが友だちになった。
それでも嫌みたいだ。こちらのアカウントが他の人にダダ漏れになるのが不安だという。
正直まぁ、気持ちはわからんでもない。わたしもfacebookを始めた頃、不安だった。
でも、雑誌『宣伝会議』のSNSを特集したページを読んで、考えが変わった。
その特集では、SNSを使いこなして仕事とプライベートを充実させる人と、SNSでストレスを溜める人を紹介していた。
前者はアメリカ人で、仕事の出張先で取引先とランチ会議をセッティングするのにfacebookを使っていた。「○○でおしゃれなお店知りませんか?」と。するとfacebookでつながった、出張先の地元民から「☆☆がいいよ」と連絡が来た。この人はそんな風にSNSを活用していた。
一方後者は、「SNS上の人間関係トラブル」や「プライベートが無いこと」、「情報が多すぎて疲れる」ことを理由にストレスを溜めていた。あと、「友だち承認が嫌」というのも。
他にも記事を読んでわたしが思ったのは、
SNSは、積極的に使うとかなり便利だが、受動的に使うとジャマである。
ということだ。
例えばLINEだと、メールよりもっと人と楽に会話したいとか、チームでもっと話し合いが必要だからグループを作ろうとか、お店のお得なキャンペーンを早く知りたい、または自分が宣伝したいとか、単純にゲームしたいとか、
自分から社会に関わろうとすれば有用で、SNSでの人とのつながりはむしろありがたいもの、と感じられるかもしれない。
でもそういう気が全く無いと、SNSが人とつながりやすい分、四六時中知り合い全員と会っているようで気疲れするし、「会ってないのに会っている世界」で360°全方位から自分が見られていて、いつどこから人が近づいてくるかわからない感じがするのが嫌かも知れない。
積極的に使う人は「自分がやろうとしていること」に目が行くから他のつながりはどうでもいいけど
受動的に使う人は「自分が他の人にどう見られてるのか」が気になるのかもしれない。
でもこれって、SNSだけじゃなくて実生活でも言えることじゃない?