この度熊本地震で被害に遭われた方、また大切な方を亡くされた方々にお見舞いとお悔やみを申し上げます。
気象庁のHPを見ると、余震が15分おき30分おき1時間おきと休む間も無く続いているのがわかります。それも震度3などが何回かあったようです。
ただでさえ昨日の震度7で受けた被害が大きいのに、弱くない揺れが断続的に続く、本当に気が休まらない状態です。
まだ地震が起こって1日しか経っていないというのが信じられません。
1日も早く、この余震が止むことを今は何よりもお祈りします。今はお祈りしかできません。
わたしの友達に熊本県警で働いている人がいます。
昨日の晩に無事が確認できたので、今はあえて連絡しません。きっと今はたくさんの熊本の地元の方を助けています。
自分の家の中がぐちゃぐちゃだと言っていました。でもすぐに「署に行ってきます」と言いました。
自分の命や自分の身の回りのことよりも、市民を優先する人たちがいるということ。その人たちの心中や精神状態を思うと、言葉もありません。
ひとくちに「仕事」とは言えない気がします。もっとも彼らにしかできないことが多いのでしょうが。
わたしにできることは何でしょうか。
募金?支援物資を送る?
それらも大切ですが、もっと根本的に大切なことがある気がします。
東日本大震災以降、わたしは学んだことがあります。
それはきちんと自分で自立しなければならないということです。
東日本のとき、ニュースの特集で、会社が生産する食品を、赤字を承知で無料で届けている社長を見ました。
献身的なすばらしい人だと思いましたが、これはいけないことだと思いました。
なぜならそれは自分自身を顧みていないからです。
支援物資を送るのも、高額な募金をするのも、その人自身です。困っている人を助けているのは、助けている人自身です。
ということは、助けている人が倒れてしまえば、それ以上助けることはできない、どころか、逆に周りから助けてもらわなくてはならなくなります。
それは本当の「助ける」ではない気がします。まず自分を助けて(自立して)はじめて他人を「助ける」ことができる気がします。
とまあ偉そうなことを書きましたが、わたしが出来ているかというと?です。
だから今わたしが被災地に出来る一番のことは、一刻も早く自立して、きちんと被災地を支援できるようになることです。
今支援できるのは微々たるものです。
だからといって今、全く何もしないわけではありません。ただ、まだ自立していないが故に、冷静に理性的に、自分の状況を判断しなくてはならないと思いました。
自分のやること、できることを精一杯きっちりこなす!
そして熊本のみなさんに、今戦っているわたしの友達に、遠まわしでも助けになりたいです。
どうぞ、余震に気をつけて。
厳しいでしょうが、落ち着いて行動してください。
以上、bobbyでした。