日経平均株価とは、日本の主要企業225社を選抜し、それらの株価を平均した値のことをいう。
主要企業は35グループに分けられており、そのグループには、銀行、証券、食品、運輸、鉄道、サービスなどがある。
日経平均株価は日本の主要企業から選ばれていることから、この株価が上昇すると景気が良いとされ、下がると景気が悪いと判断される。
新型コロナウイルスの影響で日経平均株価は2万円を切っているが、これは日本だけの問題ではない。
新型コロナウイルスの影響で世界同時株安が発生し、S&P500がサーキットブレーカー発動したというニュースもこれに関連する。
新型コロナウイルスでなぜ株安になるのかというと、株を所持していることが金融リスクにつながるため投資家が株券を現金化するからだ。
現金化するという事は、株が売られるということであり、売られるから株価は下がっていく。
こうした動きに伴って、日本の主要企業の株も売られて行く。つまり日経平均株価も下落するというわけなのだ。
ニュースで『日経平均株価が一昨年12月の安値を割りました』と言えば、かなり状況が深刻であることを意味する。
このように、日経平均株価は現在の日本経済がどういう状況にあるのか?を視覚化できる一つの指標と言える。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます