離婚と現実vol.2
養育費支払いの話
私は離婚経験者
離婚した私について振り返る
離婚を選んだ事、経験した事へ後悔はない
離婚後に見えてきた人としての生き方を見直したい
離婚調停時
子供たちの養育費に支払いの取り決めについて
最も重要な取り決めだった
なぜなら元夫は子供たちにお金を使うことに消極的だった
私が離婚調停に踏み切ったのも
子供たちの未来のお金が必要だと考えていたから
別居生活時の婚姻費用は口頭の金額の取り決めだった
10年以上の別居生活をしていたことには理由がある
子供たちという私たちの財産を守らなければいけないと考えていた
夫婦、家族としてのお金の考え方は大きく変わっていった
途中で婚姻費用の入金がなくなるのではないかと思っていた
10年を過ぎた頃口座への入金が無くなった
連絡手段も途絶えている
子供たちは進学に費用が掛かる年齢になっていた
私一人で全部抱えるには途方に暮れるしかなかった
元夫の仕事は不安定ではないため
自分の判断で入金をしなくなったのだろうと思った
自分でどうにかする方法を探し始めた
離婚と養育費の請求をしようと進むことにした
子供たちにかかる費用をどうするべきか
離婚家庭の子供たちは思うような進学ができないのか
離婚家庭は生きるのも厳しい印象だった
しかし子供たちには希望がある
どうにかする方法を探すのが私の役割
子供たちと会わない元夫は子供たちへの思いは薄れ
子供たちに会うことを自分から閉ざしたままだった
連絡手段は手紙だった
お金の請求を手紙でやり取りしていた
しかし返事は攻撃的な文章が続いた
子供たちにも見せられるような文章ではなかった
父親像をうっすらとしか覚えていない子供たちに
私は謝るしかなかった
私は子供たちが夢や希望を持てる事を応援したいと
いつも思っていた
そのためにはどうするか
離婚調停で子供たちの将来の進学希望を話した
養育費の支払いも家庭裁判所で決めるのが最善策だと考えていた
大学へ進学することを前提に養育費の支払い期間も
22歳までになった
元夫は条件として22歳まで支払うために子供たちを
所得税の扶養にした
子供たちの所得控除を受けるには父、母どちらかになるため
離婚した私はひとり親控除を受けられなくなった
所得控除を受けている養育費は支払われている
この方法も父親としての責任なのだろうか
子供たちに会う事がないかもしれない父親は
所得控除のために養育費を支払っている
父親としての心はどうなのだろうか
養育費が支払われず父親の姿も全くわからない家庭もあったり
養育費未払いを補償するところがあったり
離婚の家庭ではさまざまな形があり
困っている方の気持ちもわかる
私もまだまだゆとりがないし
現状の経済面は困ることはたくさんある
それでも養育費があることで
子供たちは進学できて生活できている
子供たちが大人になるために生きていくお金、養育費
父母は離婚しても養育される子供たちには
将来幸せになってもらいたいと願っている
将来社会に出て家庭を持つことに抵抗がないように
養育費の事も家族のお金の価値観についても
しっかりと子供たちに伝えていきたい
別居、離婚から学んだ事、気づいた事
いろんな生き方あっていい
自分で自分を育てる時間は続く
人生を自分で選択する、作っていく
自分を大切にしようと思う
