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pripocoの休日

プチ旅行1日目:兵庫県立コウノトリの郷公園

10月8日、9日、10日の三連休、はなから天気が悪いことが崩れぬ予報で出ており、

「せっかくの休みなのにぃ」と晴れる地域を一生懸命探しましたが広島県しか探し出せず…

「遠いいなぁ」で却下
当日朝まで行き先は決まらず…
そして土曜の天気はいいけど日曜日の12時〜☔マーク月曜祝日も

近場で探すことになり、兵庫県立コウノトリの郷公園のガイドウォークが毎週土曜にやってることを発見

よし、コウノトリの郷公園は去年のゴールデンウィークに行って閉まってたのでリベンジです

10月8日(土)☀
参加者:私と夫の2人

今日と明日でプチ旅行に行くことに
そうと決まれば早速準備をして、ガイドウォークも事前に予約を入れて11時出発🚙💨

山陽道⇒播但道⇒北近畿道で13時やって来ました、兵庫県の北、豊岡市にある兵庫県立コウノトリの郷公園到着

今日は、三連休ともあって、駐車場は結構、車が停まってます

コウノトリは日本に住む鳥の中で最も大きい鳥と紹介されています。翼を開くと2mにもなります

去年のゴールデンウィーク、コロナで閉館中で、周りのどこにもコウノトリを発見出来ず…

最後に帰る準備をしてる私達の車のすぐ上を大きな翼を広げて滑空し、巣塔に戻ってきたのがあまりに衝撃的すぎてコウノトリにもう一度会いたい愛が止まらないのです

で、この度のことに戻りますと…
受付で名前を言って、13時30分からのガイドウォークを待ちます。

公園内の巣塔に野生のコウノトリが戻ってきたので職員の方が巣塔に向けて望遠鏡をセットしてくださり、ゴールデンウィークのときは遠すぎて見えなかった巣塔がよく見えました

あっ、コレは写真なので遠いですが、望遠鏡でしっかりと見えました👀

公園内にはゲージの中に3組のコウノトリのカップルが飼育されてて間近で見れます。

このコウノトリたちは羽の一部分を切って飛べなくしてあるそうです
明治維新の頃まではコウノトリは日本各地に住んでいたようです。維新以降乱獲されて激減

明治27年に保護の勅令が出て保護されることになり、大正10年、出石町の鶴山のコウノトリが天然記念物に指定。

しかし、戦争で松が伐採されたり、食糧増産で田に来るコウノトリが脅かされて四散。

昭和26年、巣ごもりしているコウノトリが発見され、棲息地が豊岡市に変わり、昭和40年保護と増殖のため人口飼育が開始。

平成11年ココがオープン。コウノトリを自然に帰す活動が始まったとのこと。

さて、ここから、事前に申し込んでおいたガイドウォークの始まりです
って、申し込みしたのは私達2人だけで…(せっかく行くのにこのチャンスを逃しては…と勇んで予約をしたのに…)

それでは「コウノトリの巣」から教えてもらいました。実際にお父さんが立ってる巣は実物大の大きさで、結構大きく広いです。

自分で、コツコツ山から枯れ枝を拾ってきてくちばしで突っついて、枯れ枝どおしを絡めて
巣を作っていくそうです

昔はこの巣が松の木のてっぺんに作られていたそうです。

同市の出石町に「鶴山」という標高120mの山がコウノトリの繁殖地になっていて、明治時代には各地から見物人がたくさん鶴山に訪れたそうです。
日常の中にコウノトリがいたなんて、スゴイ⤴️
飼育しているコウノトリのところに行くまでに自然の草木の説明をしてもらいました。

ここで初めて「アサギマダラ」の話を聞きました。コレはフジバカマの花でアサギマダラが飛来してくるように植えられたそう。(数株しか植えられてないここにもアサギマダラが飛んできてたそうです
フジバカマは「兵庫県版レッドリスト」のAランクと表示されてます。絶滅危惧種ということなのですね

今年ももう少し前迄、アサギマダラが来てたけどもう寒くなり暖かい地域に移動したんだと思うとのことでした。

この話を聞いた、次の日曜日に雨上がりの夕方、たまたま行った「国見の森」で満開のフジバカマとたくさんのアサギマダラを見ました

国見の森では3年前からフジバカマを育てていて満開でした

アサギマダラもたくさん飛来してきていて勉強したてすぐに見れて感激でした

(↑国見の森で撮影したアサギマダラ🦋)
ガイドさんと歩きながら、コウノトリの郷公園を巡ります。

馬酔木はよく山で見かける低木ですが、毒があり、鹿🦌が食べ残してる(食べない)ので今の時期、馬酔木ばかりが山に残ってると教えてもらいました。

花が咲く時期はすずらんみたいな白い花が咲いて可愛いですよね。
(毒があるのかぁ)
公園内には小川も流れてます。ホタルの時期はたくさんホタルが飛ぶそうです。
この奥には湿地やビオトーブがあります。コウノトリの餌場です。

コウノトリを育てるにはこのコウノトリの郷公園だけが自然に溢れててもだめなんです

地域全体がコウノトリと共存していくために冬の田んぼに水を張ったり、無農薬、減農薬でコウノトリの餌となる生き物を育てたりと「コウノトリを育む農法」が行われているそうです

池の向こうにコウノトリを飼育するためのドーム型のケージがあります

これ以上は近づけませんでも中に飼育されてるコウノトリが見えました
観察サイトへ案内してもらいました。ここでガイドさんとはお別れ✋で1時間あっという間でした。
観察サイトには無料の望遠鏡がおいてあり、覗いてみます。
見えました👀レンズの先に見えるのは先程のドーム型のケージのズゥっと奥の非公開ゾーンのケージの中で飼育されてるすごい数のコウノトリでした

写真に写ってる数よりもっとたくさん、実際はケージの中でバタバタ餌をもらって騒いでるとこでした

山の上に展望台があるので登ってみました。すぐに展望台に着きました。
人工巣塔が田んぼの真ん中に立ってるのが見えます👀高さ12.5mあります。囲われてるのでこの田んぼの中には入れません

展望台からの帰り道、ガイドさんが言われてたように、山の木が馬酔木だらけです。
展望台を降りて、次はもう少し近くで人工巣塔の様子が見える展望台へ
階段が付いてて登りやすいです。
すぐ東屋のある展望台に到着。
人工巣塔にコウノトリはいませんでしたが、説明書きにはココが「現代の鶴山」で、この東屋が「現代の鶴見茶屋」だと書いてありました

このあと、文化館に戻り展示をじっくり見て、あっという間に閉館の17時00分が来てしまいました。

この周辺一帯にはこんなにたくさんの野生の繁殖地があるようです。このあと、矢印の「戸島」繁殖地へ車で移動
ラッキーだったら、野生のコウノトリに会えるかもしれません期待が膨らみます

豊岡市立ハチゴロウの戸島湿地に到着。
2002年の夏、突然に大陸からこの戸島に一羽のコウノトリが舞い降りてきたそうです8月5日のことだったので「ハチゴロウ」

2005年の夏にもこの戸島地区に入り浸っていたそうで、本当はこの辺りの土地が湿田で、乾田にするため、工事が予定されていた場所。工事で稲が植えれず、湿地状態になっていたところを好んで入り浸ったのかもしれません。

豊岡市はコウノトリ保護のため、地元の農家の人たちと話し合いを持ち、この土地が今にある戸島湿地として活かされたそうです

観察小屋の中に入ってみます。中は椅子があり、座った目線の辺りだけ壁に隙間が空いてて、コウノトリに見つからないように静かに観察ができるようになってました

遠くの方に一羽のコウノトリを発見あれがハチゴロウでしょうか

遊歩道に出て、近くまで行ってみることにしました

つがいで2羽いました。
こんなに近くで見れて感激です

ソロリソロリとあとを付いていきました。シーンとしたところなので自分たちの歩く足音も大きく気になるくらいのとこです。

しゃがんでしばらく見ていました
仲良さげです



1羽が先に飛び立って人工巣塔に戻りました。

そのしばらく後、もう1羽も巣に戻りました
仲良く巣にいます

いやぁ~、やっと野生で生活してるコウノトリを見ることが出来ました羽根を広げるとほんとに大きくて、美しく雄大です

一年半ぶりの想いが叶いました
(↓白矢印のところが人工巣塔です)

アレッ、さっきまでいた遊歩道はご遠慮ゾーンってなってる🌀
すいません知らなかったぁ

戸島湿地の対岸には城崎温泉があります。ちょっとそばを車で通ってみましたが結構な人で賑わってました

そんな様子を見るとコロナから日常が確実に戻ってきてる感じがします
しかし、今日の宿はここではありませんいつものように車中泊です

次の日、兵庫県との県境、京都府京丹後市にある、久美浜湾に行き、久美浜湾一周を計画してるので、移動です。



プチ旅行のアップが前後してるので、既に2日目の「久美浜湾一周ジョギング」はupしております

良ければ、プチ旅行2日目の久美浜湾一周のブログも覗いてください












































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