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福島原発の事故後

福島原発の事故後に於いて政府や原子力規制当局は、公共の健康管理と安全性を第一に守らなければいけない筈が機能しませんでした。
政府・官僚や財界は命よりも経済・産業の混乱が怖く被害を極度に過小評価して住民を避難させずにいたのです。
チェルノブイリ事故後の大規模な移住と住居・田畑・建築物を放棄する様な二の舞になることを恐れたのです。
『今年に入ってから劇的に増加している有名人の体調不良はチェルノブイリ症候群と類似している』と言われます。
ウクライナ政府系団体はチェルノブイリ事故で150万人が死んだと報告しています。チェルノブイリで最も多かった死因は、ガンや白血病ではなく心筋梗塞です。
ベラルーシでもウクライナでも、55万ベクレル平米以上の汚染地から住民を強制退避させましたが、福島では1000万ベクレル平米の土地にさえ住民も子供達も平気で生活させています。狂気の沙汰としか思えません。
事故直後から東日本全域に出来たホットスポットで「放射線管理区域」から即刻、子供達を退避させる必要があります。
18歳以下の立入禁止区域として厳重に法規制される『放射線管理区域』とは、毎時0.6μSで4万ベクレル/m2を超える可能性があり、一般人は立ち入りを制限されています。
文科省の調査で、福島の62%、栃木の58%、千葉の50%、東京の12%がこの値を超えています。
中でもストロンチウム90が何よりも恐ろしいのは、ほかの放射性物質よりも格段に毒性が強いことです。
「フクシマ」は「チェルノブイリ」と違って、1号機爆発に伴い、白い雪(死の灰)が降って放射能雲(プルーム)が地表を縫うように流れました。今は「死の灰」の悪循環が始まっているのです。
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