当旧HP 2000/2/27---2021/11/15 ブログへ掲載
幸せを求めると言っても世の中の潮流や動向を把握しないと本当に掴めないものです。
重要メッセージ ---時代の移り変わりと人々の生き方---
金品や出世等の事物に執着すると激動する社会や流動する資産等に心を奪われて、自らを見失い本来持っている脳力も眠らせます。
事象を追及して掴んでも魂の満足や悦びとか幸福感は束の間で持続することはなく、精神的な虚しさや絶望感や孤独感が残り、反省から物質的な主義から心の豊かさ・安心・満足感・充実感・生き甲斐を重視した、精神的な価値観を顧みるようになります。
自己を精神的に支配することで、有意義且つ実り多い人生を送る時代です。
幸い最新の生命科学は深層心理を解き明かし、誰もがアルファ脳波の活用で容易に眠れる潜在脳力を活性化させて、個性的な才能を発現させて幸運を掴めるようになります。
激変する世の中と観の転換(主に霊脳研究1993年12月号より抜粋)
世の中、経済発展の原動力は、言うまでもなく技術革新であることはご存じでしょう。
今日のような目覚ましい科学や技術の発展は、今後さらに想像以上に加速度が付いて進み、かつ激変して行くでしょう。
それにより人間の生活や社会の物質的な面にしても、経済的な面にしても大きく変化して行くに止まらず、モノの考えや価値観にまで影響を及ぼし、あらゆる面で変貌させて行こうとしています。
ですから、このような事態に取り残されて慌てたり、戸惑ったりすることのないように思い切って「観の転換」という、頭を切り替えるという心構えが必要になってくるでしょう。
かつて昭和30年代に戦後の貧困生活もあって、池田首相から国民の「所得倍増」政策が打ち出されて、人の生活は物質的に富みさえすれば皆が幸福になれるように、不思議な錯覚にとらわれました。
その頃(1955年)から東京への一極集中が始まります。
その後、皆が努力した功あって日本は経済大国の仲間入りをして、国民の多くは金品的には確かに豊かになり、余暇の増加も相俟って観光とレジャー・ブームがきました。
ところが、副産物として金銭崇拝と競争社会になり、学生は受験戦争に巻き込まれて学力や技能ばかりを追い求めるようになったり、深刻な自然破壊を始め公害や環境汚染などに悩まされるようになったのです。
参考文献 「テレビ技術」誌、1971年4月号「エレクトロニクス技術入門」で情報とコンピューターと題して梅島英一筆
同書には情報化とは一口に言うと情報の役割・価値が高まる事だとあります。
産業社会が高度に発展するに連れて世の中を飛び交う情報量は急増し、氾濫する情報の中から必要なものを必要な時に取り出して利用し、素早くしかも的確な判断が求められてコンピューターを中心とした、情報を高速且つ大量に処理できる機器体系が発達してきているとあります。
さらに、情報の需要が高まり情報が商品として流通するようになると、産業の中の情報部門が独立したり、新しく情報サービスの会社が生まれて情報産業が成立しますとあります。
同誌の同技術入門ではイノベーションの円環的展開が載っていた他のページには、通信ネットワークやインターネットのことも解説してありました。
この資料は米国の未来学者ハーマン・カーン博士の提唱で、1965年頃の内容を引用していると思います。
激動し変貌する社会に奔走し自らを見失うな(霊脳通信1991年10月号より抜粋)
ここで精神世界に目覚めない人は、豊富な物に取り囲まれて生活をしていても、精神的な不安や満たされない感じが強くなり、何かを求めようと奔走しますが心の空しさや充実感は消えないものです。
多くの人々は安心できる何かを求めようと、資産がある人達は金品があるに任せて享楽ばかり貪っていても魂が満足しませんから、それを紛らわし充実させるために次々と奔走し、さらに変わった快楽などを求めて享楽に身を持ち崩すのです。
ところが、それでも安心感・幸福感、悦び・充足感は得られないで心の空しさは消えずに、絶望感や孤独感に襲われるというジレンマに陥るのです。
こうして多くの人はかって古代ローマが退廃した時のような、虚しい光景を自ら目にするのです。
人々は、霊的な存在から本能的に潜在意識の奥底で、未来に起るであろう激しい天変地異を予知しており、無意識の内に訳もなく不安になったり、恐怖感が湧いて来ることから、精神的に逃げようと何かに陶酔したりすると思われます。
若い人々はアイドル歌手に夢中になったり、スポーツやゲームやカラオケとかレジャーなどに夢中になったりします。
資産ある者は不動産や証券とか金品を、ある者は学歴や資格とか地位や名声や権力を、ある者は霊能者の神託や祈願と供養を続けたり、ある者は霊能力の開発を目指します。
ところが、真に人格・品性を高め徳を積まないと、激動・激変する社会の流れや流動する資産などに心を奪われて、自らを見失い本来持っている才覚・能力さえも発揮できなくて、社会生活では大切なチャンスを逃すものです。
世の中は激動・激変して物質的な富だけが幸福・安心・悦び・充足だというのは、過去のものになりつつあります。
精神面を充実させると心から安心と幸福感・満足感が湧いてきますし、正しい人生観を持つとバラ色の未来が訪れ有意義に暮らせます。
精神世界への序曲
情報社会からアメニティ志向へ(主に霊脳研究1989年10月号より抜粋)
アメニティ(快適化)志向が持てはやされて数年前には板についた感じです。
1970年代に入った頃からでしょうか情報革命が叫ばれて、大手の企業は大形コンピューターを導入し始めてコンピューター室が設置され、業務伝達が加速されて慌ただしくなりました。
情報は物質ではありませんが、媒体がなくては作成した資料・情報を記憶保存したり、相手に資料・情報の通信は出来ないものです。
その後、バイオ・テクノロジーも加わり大企業は争って研究を始めました。
1975年頃にはオートメーションとか自動制御という言葉に代わって、オートマトン、サイバネテイックス(Cybernetics)とか、情報化と言う言葉をよく聞いたものです。
これからはサイコネテイックス(Psychonetics)と言われるようになるでしょう。
1967年頃と思いますが、天然樹脂を加工する企業のある化学工場の研究室に隣接した会合室で、工場長兼技術部長の秘書兼プラント設備担当でもあった建築士の人と、話をしていてコンピューターのことにも及びました。
私は「今は大形ですが将来は机の上に乗るくらい小型化になり、各研究員は一台づつ使えるようになるでしょう」と言ったことがありました。
建築士はそんな時が来るのかなとおっしゃられてました。
勿論のこと、その化学工場には高嶺の花で未だコンピューターは導入されていませんでした。
当時は電卓も無く会合室には手で回す小型で機械式の卓上計算機が置いてあって、各研究員は遣って来てよく使っていました。
私には潜在意識の深い奥底から断片的に浮かび上がってくる記憶によって、小型のコンピューターが出現すると感じたのです。
SF的な未来のコンピューターが登場する生活場面の夢も見ており、平成8年12月・平成9年1月・3月などにアップル社へ「未来のコンピューター」と「未来のMacについて」などと題して、その内容とか感じたことなどの便りを送りました。
その時期はNeXT社の買収を発表してからです。
そしたら米国本社からPROMOTIONAL VIDEOの「Give your dreams a chance.」をお送りいただきまして、早速と観ました。
これは簡易型パッケージのビデオカセットテープで驚きました。
このVIDEOにあるナレッジ・ナビゲータの構想は1984年に出来ていたとは驚きです。
そして、「MACLIFE18」の付録にあったCD-ROMのMovieの「Apple Answer」を見つけて見ました。
Movieの内容にはコンピューターの未来像が的確に表現されていると感じました。
それは、ナレッジ・ナビゲーションの内容は正に私が夢で見た、コンピューターの原形に極めて近い姿であると思ったからです。
そこには既にOSとかアプリケーションについて意識することも思い悩むこともなく、全て統合された状態で各種のドキュメントを始めとする、情報から各種の機器制御までをシームレスに自由に熟すようです。
夢の内容では、未来のコンピューターは一家に一台のホーム(マザー)型が置いてあり、各自へ末端が繋がったシステムとなり、子供の学習を始めとして暮らしや仕事に欠かせない様々な情報を提供する存在で日常の生活に溶け込んでいて、生活用品の各種家電機器を監視と管理及び制御しつつその存在さえ意識されないように感じました。アップル社への便りより
平成元年頃よりリラックス効果のあるストレス解消産業なるものが、相次いで商品化を図り、大都市の至る所にα波ミュージック、リフレッシュカプセル、ボディソニックチェア、シンクロエナジャイザーなどを備えたフイットネスクラブ(ブレイン・ジム)なども次々と開設されています。
それと言うのも、厳しい競争社会に於いてサラリーマンやキャリァウーマン、OLや公務員たちの大半が身体の不調を訴え、精神的な強いストレスを抱えて仕事を続けていることが、健康調査で判っています。つまり、企業戦士は疲れ切っているわけです。
アメニティ(最適化)志向が持てはやされ平成5年ともなると板についた感じです。
バイオとしての医学は生体(各臓器や器官をパーツと見る)のみから精神を重んじる方向に進み、価値観は物質的な主義からゆとりとか安心とかの精神を顧みるようになりつつあります。つまり、いかに精神を充実させて心の支配をすることで、有意義かつ実りの多い人生を送るかが大切な時代に入りつつあるのです。
大企業や学会も超能力とか東洋の「気」に関する研究を始めました。
今話題のバーチャル・リアリティ(未来はホロデッキ)も精神世界を意識したものであり、自然と人類の共存から環境と文化を守るシミュレーションで地球と人類の自律する道を探れます。
今や真に物は何時でも自由に全て手に入る時代なのです。
一見、誰もが快適な生活を送って人生を満喫している様に見えますが、一つ見落としているところがあります。
それは『心』なのです。大半の人々は心だけが未だ自由に使い熟していないからです。
私たちは母なる地球および太陽系の運行している波動の向上に乗り遅れないためにも、常に心を新たにして世界の諸聖人が人類に示されました「真理(心の法則)」を理解して、心の在り方を正しくすることが大切でしょう。
そうすることによって人類は大きく飛躍して、優良な宇宙の一員になることができるのです。
政治を始め社会機構や経済界も正しい理念やモラル観に基づく在り方が望まれ、利己心を省みる浄化という自律への道が模索されています。
自律とは自ら規律を守ることで、真理や倫理でもあり自ら学び理解して実践するものです。
地球は高次元へ波動の転換で新しい価値観が到来し、政治から経済は勿論のこと自己の生き方さえ根底から変革しなければ、執着に対する苦しみから誰一人としてバラ色に輝く未来はあり得ないでしょう。
続編に精神世界と世の立て直しがあります。
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