夜勤と聞くと睡眠時間が削られ、体力的にもキツイというイメージばかりが先行してしまいますが、実は嬉しいポイントも多くあります。夜勤専従の常勤として働く一番のメリットはずばり「給料」です。夜勤専従で働くと勤務先にもよりますが、月給は平均で30〜40万円ほどとなります。夜勤手当が付くため、日勤を含めた勤務よりも高収入となるのです。そのため、日勤より勤務日数が少なくても多くの収入を稼ぐことができます。看護師の勤務形態は、日勤と夜勤を組み合わせた形が多いものですが、夜勤専従の場合は夜勤勤務に限られているため、生活リズムが崩れにくいのも利点の1つです。毎日勤務時間帯が違うと起きる時間も変わり、体への負担が大きくなってしまいます。昼夜逆転の生活にはなってしまうものの、起きる時間が同じであれば、体への負担も少なくなり体調を崩しにくくなるのです。
また、育児や介護など昼間の時間帯に仕事以外に専念したいものがある方にとっては、夜勤専従は都合が良いのも事実です。近年では、副業を昼間にしてから夜勤は看護師として働くというダブルワーカーも増えています。反対に昼間を本業として、夜勤専従の非常勤看護師をアルバイトで週2〜3回入り家計の足しにしているという働き方をしている方もいます。日中の時間を自由に使えるということは、それだけ働き方も多様化しますので、自分のライフスタイルに合わせた働き方をしたいと考える方に夜勤専従看護師はおすすめの働き方です。