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子供のレッスン~続けることの意味

2017年02月04日 | レッスン日記

習い初めてから、ぜーんぜん練習しないし、ちーっともやる気がない子供の生徒さん。
が、
ついに、普通の中学生と同じ教則本に進みました。
よくがんばった!!

まあ、これからやってみないとわかりません。
途中で挫折する割合の高いテキストなので。
続くかなぁ~、いひひ

が、少し難しいことにも興味が出てきたようで、
なんの面白味もないエチュードですが、
「わたし、これいけるかも!」と突然練習し始めました。


わからないものです。
習い始めた時には、この子はあんまり続かんだろう、すぐやめちゃうだろう、と思ってたのですが。

音楽センスはけっこうよいです。
他の人がひっかかる所もクリア。
時代様式などの特殊な吹きかたも、説明する前に自然に演奏してるし。

どこかで習ったの?と聞くと、
うーん、昔、聴いたのと同じようにやってみた!
そうです。
なかなかレベルの高い演奏聴いとるね。
ただ、練習あんまりしないから、あとから始めた同級生には追い抜かれた。音もちっちゃい。

しかし、教える方が先入観もって教えてはいけないという見本のような子です。
練習しない、あきる、すねる、、、、( ノД`)…
ほんと、何度かは「あなたのレッスンなんかもうしたくないから帰って!!」と、追い出したことあります。

でも、なぜか、続いてる。

そんな子供の生徒さん、何人かいます。

そんな時、親は「ぜんぜん練習しないからもったいない。やめさせようかな。」と考えて、結局やめてしまう人が多いです。

が、先生になってみて、日々のレッスンでは「ほんとにこんな練習してなくて上達もしなくて、続けさせる意味あるのかな?」と自問自答しながら過ごして、その結果、
芽が出るようになるもんなんだな、と実感するようになってきました。

その子の場合は、お母さんがよくわかっていて続けさせてくれています。
やめる時は、本人から言い出すはずですから、と。


楽器の上達にいちばんかかせないことは
「続ける」ことです。
才能のひとつと言えることです。
でも、続けるという簡単なことが難しい。
続けない理由はすぐに、次から次へと、出てきます。
大人は「お金の無駄だ」と思います。
が、それはたいがい、大人にとっては無駄なだけなんですが。
周りの大人にとっては、くだらない遊びのような練習でも、本人にとっては肥やしになってて、
それがいつか育っていく。
すごく上達するか、そこそこ上達するかは人により違うので、余計に迷います。
おサイフと相談しながら。


さて、この生徒さん。
他の同学年の人と同じようなスケールや課題も、
今のところは「本人のペースで」やっております。
がんばれー


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