原田マハ氏の
リボルバーを読んでから、続け様に
「たゆたえども沈まず」へと遡り、この本の解説本?のような「ゴッホのあしあと」を読みました。
いやぁ ゴッホを調べて調べつくして書かれたような3部作でした。
「たゆたえども沈まず」では、
「自分の耳をちょん切った狂気のひと」という人々が持つゴッホへの認識を「それは誤解だ!狂人ではない!」と
いかにゴッホが繊細かつ冷静で文才もあり哲学的で生真面目な性格であったか
色彩、構図、細かなところまで計算され描かれていたか
愛情こめて語っているようにも思えました。
孤独ではなく孤高のひとゴッホの理解者が弟テオだけでは忍びなく架空の人物「加納重吉」を創作し、ふたりに寄り添わせたのは、
ゴッホの憧れの「日本」日本人とココロを通わせてあげたかったという原田氏の願いだったようです。
そして、
①画家として活動していたのは27才から37才の(たった)10年間だった
②パリの風景を一度も描いていない、、描けなかった😢
③リボルバーで自殺したのは私の誕生日と同じ日だった😵(亡くなったのは2日後)
というのは驚きでした😅
本当に37年の人生は波瀾万丈。
「たゆたえども沈まず(揺れはしても決して沈まず)」と画家になってから最期まで自分の絵と向き合って格闘していたのだろうな、、。
「ゴッホのあしあと」の最後はゴッホ縁の地の案内も書かれてます。(観光ルート)
そして、美術館案内も♡
モネやルノワールに釘づけで、ゴッホの絵を(地味だなぁ)とソコソコにしか観なかったことが悔やまれます😅
『星月夜』は「ニューヨーク近代美術館」に♡
原田マハ氏の本を入口に、ゴッホの「姿」「生きざま」に興味を持ちはじめ、知れば知るほど深みにはまりそうな、、、予感😅