《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

アロマルームのできごと、好きなこと、日々のあれこれをココロのままに綴ってます♪
(最寄り駅:不動前駅、JR目黒駅)

ランチ酒・パン屋を襲う

2021-11-08 20:29:00 | 読書
図書館でお借りした本📖

ランチ酒(原田ひ香)


深夜から朝まで「見守り」の仕事をしている主人公の祥子は、仕事明けに「ランチ酒」するのが至福の楽しみになっている。

必ず、お料理に合うお酒も注文

料理とお酒のマリアージュをひとりでじっくり堪能している。
  
お店探しはクライアントさん宅へ訪れた街が多く、ネットで探す時もあれば通りすがりに「ここ絶対美味しいはず!!」と勘で入り、ハズレることは滅多にない。笑





武蔵小山、中目黒、不動前もあって、読んでいると「店名」は出てこないのだけど、街の様子や行き方など細かに書いてあり、(あぁ、あのお店ね)とハッキリ分かるのです。笑

例えば、

『第十四酒 不動前 うな重』は、「八ツ目や にしむら」のことね😊と。

にしむらのおじさんの描写も「そうそう!」って感じ。笑

なので、他のお店も全部、実在するお店なんだろうなと思います。

ちなみに、お店紹介のグルメ本ではなく小説です。

依頼を受けた家庭を訪れ、対象者を一晩ただ「見守る」仕事

対象者は留守番してる子供だったり老人だったり老犬だったり、引きこもりの若者や、「ひとりにしておけない人たち」

対象者が望めば、話相手になるし、夜中の散歩にも付き合うし臨機応変

ルールは、対象者が寝ていても必ず起きてること。うっかり、うたた寝してはいけない。

その対象者や家族の事情や問題、悩みや悲しみ、祥子自身の抱えてる傷み、、。

恵まれて幸せそうに見えたって幸せとは限らない。ひとりひとり色々あるんだなぁ、とつくづく思ったり、原田ひ香氏は本当に愛レベルでお酒が好きなんだなぁと思いました。笑

たくさんの料理が美味しそうに描かれて、読んでる最中、お腹が空いて困ったことになるかと思いきや、次から次へと料理とお酒がでてくるので逆に食べた気になって(お腹いっぱい♡)と満たされました。笑

ダイエット本としても良さそう。笑

そして、行きたいお店もたくさんありました♪(チェック済み。笑)






続いて

パン屋を襲う(村上春樹)


また食べものが、、、。笑

村上氏の初期のころの作品

ドイツ気鋭画家のイラストレーションと構成するヴィジュアル・ブックでキレイで雰囲気あります。







「パン屋襲撃」「パン屋再襲撃」の2本立てになっています。

1回目 夜中にお腹が空いてパン屋を襲い成功

2回目 夜中にお腹が空いてパン屋に行ったが閉まっていて、仕方ないからマクドナルドを襲う。成功

これは作家村上春樹氏というフィルターがかかっているから、なんとなくオシャレで意味深いものに感じるのだろうか??

いや、単に雰囲気を味わえば良いのか?!

わたしは今回、マックの店員さんが気の毒で仕方なかったのですが😢セリフ(言葉)のインパクトがココロに残ります。

読み出したら止まらない、それと音楽が聴こえてきそうな小説でした♪










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