《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

アロマルームのできごと、好きなこと、日々のあれこれをココロのままに綴ってます♪
(最寄り駅:不動前駅、JR目黒駅)

少し変わった子あります。

2020-08-17 23:15:00 | 読書

図書館通い続いてます😊

 
 


 
森博嗣・沼も続いてます。笑
 

↑表紙が可愛いので『ほのぼの小説』なのかと思いきや、とてもシュールなミステリー?ホラー?でした😅
 
〜夜の雨は、孤独を確認するにはうってつけのシステムである。〜
 
主人公の小山が友人に勧められた料理店は一風変わったところ。
 
場所は訪れるたびに変わり、顔を見せる店員は30代と思しき女将ひとりだけ。
 
そして、毎回違う女性が食事に相伴してくれる。
 
その女性と話すこともあれば、ただ料理を黙って食べるときもある。
 
女性のタイプは全く違うけれど共通していることは箸使い、食べるときの所作がとても美しいということ。
 
その料理店を紹介した友人は行方不明。
 
そして、、、。
 
 
淡々とした文章に小山の思想が織り込まれ、それがまるで哲学のよう。
 
孤独とは
虚構とは
意識とは
 
サラッと書いてあるけれど奥が深い。。。
 
このまま行方不明になった友人の謎は解かれないまま終わるのか?と思った矢先、ラストで 
 
えっ、、、😵!?
 
やられた!!😓  
 
またしても、森氏にやられてしまいました😢
 
謎は謎のまま、さらに謎が加わってEND
 
でも、その謎を明確にする事態が無粋なことなのか?とモヤモヤと葛藤が生まれ、また初めから読み返す😅
 
やっぱりすごいよ森博嗣さん。
 
読み終わった日の夜、眠れませんでした。笑
 
(村上春樹氏の『海辺のカフカ』以来ぶりの残留感💧引きづる、、😂)
 
こんな料理店があったら、わたしは行くか行かないか、微妙なところ。
 
また再読したくなる本なのでキンドルで購入しました。
 
時間を置いて、じっくり読むと印象や気づきも変わってきそうです。
 
 
 
 
 


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