《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

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ニューシネマパラダイス

2020-05-01 21:18:55 | 映画、鑑賞
アロマテラピーサロン・ピュアティの槙 美佐子です。

以前、原田マハ氏の『キネマの神様』を読んだ時、その本に登場した映画『ニュー・シネマ・パラダイス 』を観たいと思いました。

月日は1年以上流れ、、、




ようやくプライムで観ることができました。

ニューシネマパラダイスは1988年に公開された映画です。(監督は、なんと20代の若さ。)

ビデオが始まってしばらくは『イマイチ面白くないかも??💦』だったのですが、ストーリーが進むごとにドンドン引き込まれていく。

映画内で流れるエンニオ・モリコーネの曲は映画を見たことなくても知っていて、郷愁をそそうココロがキュンとなるような素敵な曲♡

映画と見事にマッチしていました♪ 


ここからネタばれ!!注

⤵️ ⬇️ ⏬











シチリアの小さな村にある映画館『パラダイス座』は当時、唯一の娯楽の場だけあっていつも大盛況。

小学生の映画好きの男の子トトは良く映写室へ遊びに行くのだけど、技師のアルフレードに煙たく扱われ追い出されてしまいます。

ある日、学歴のないアルフレードは小学校卒業試験を受けに行き、トトと遭遇。

全く試験にお手上げ状態のアルフレードはトトに『答えをおしえろ』と目配せをし、トトもチャッカリしていて(笑)答えをおしえるのと引き換えに映写機の操作を教えてもらうことを条件にカンニング成立。笑

そのやり取りが微笑ましくって、この時をきっかけに2人の友情が芽生えていったのですよね。

映写室でアルフレードから技術を伝授されたトトはひとりで映画を流せるようになりました。

映画館では教会の厳粛な司祭から(映画の)ラブシーンはカットしなければいけないと指導が入っており、ラブシーンのコマ切れフィルムがドンドン溜まっていく。

それをトトが欲しいと言うのだけどアルフレードは『おまえにはまだ早い。オレが預かっておく』と渡さなかったんです。←これがラストに効いてくる😂

『パラダイス座』は不注意でフィルムが燃え火事になり、アルフレードが炎に包まれ倒れてしまいます。

いち早く映写室に駆け込みアルフレードを必死に助けたのは幼い男の子トトでした。

アルフレードは命は助かったけれど失明してしまったのです😢でも、ふたりの間には強い絆が生まれました。

アルフレードの仕事を幼少のトトが引きづきます。

その焼け焦げた映画館は建て直しとなり、映画のタイトルでもある『ニューシネマパラダイス』という名前になりました。

青年になったトトは一目惚れした女性エレーナと恋に落ちて幸せな日々を送っていたのも束の間、強制的に軍隊に入らねばならなくなり彼女とも会えず手紙を出しても戻ってきてしまう、、全く連絡も取れず彼女の行方はわからなくなってしまいました。

傷心のまま村に帰ってきたトトにアルフレードは村を出るよう説得するのです。

『人生はお前が観た映画とは違う。人生はもっと困難なものだ。もう村には帰ってくるな。お前のうわさが聞きたい。自分のすることを愛せ』トトの背中を押します。

それからアルフレードのお葬式に出るまで帰らなかった。。。

トトはすでに中年になっていて映画監督としてバリバリ働いていたのです。

アルフレードの形見は、子供のころ渡してもらえなかったコマ切れのフィルムを繋ぎあわせたものでした。

映写機をまわすと銀幕のスターたちのラブシーンがひとつの映画のようにスクリーンに映し出されていきます。

アルフレードは昔の約束を守り、トトと映画への愛情がたっぷり詰まった贈り物を遺したのです。

それを観ながら静かに涙するトトで映画は終わりました。(もらい泣き😢)

が!!

この映画の他に『オリジナル完全版」というのがあり、別れた30年後にエレーナと再会するシーンがあるそうです。(この映画にプラス51分追加した3時間位の映画)

某ゾンプライムにはなくて、いつかTSUTAYAで借りてこようと思います。

(でも、今回のが完璧だったので、そのシーンはなくても良いかな?とも思います。笑)


『ニューシネマパラダイス』
何で今まで見なかったんだ!!と思うほど、じわじわと感動する映画でした💓

映画内のニューシネマパラダイス座でスクリーンに映し出されてる昔の映画(チャップリンや風と共に去りぬetc)にも目を見張るものがあり、映画好きの方は特に必見です!


現代は映画館はシネコンに、どこも綺麗だし席予約もできるし最高なのですが、

この映画のような古びた映画館も懐かしいです。

映画始まる一時間以上前から並んで席取り合戦したり

三軒茶屋の映画館などは三本立てで上映してました。←いつの時代だよ💦

そういう小さな映画館、なくなってしまいましたよね、、。

なんておセンチになってしまうほど心にいつまでも残る映画でした。また見よう❣️


おまけに原田マハ氏のキネマの神様も読み返えしたくなりましたよ。(もぅエンドレス。笑)



長々ありがとうございました😊









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