明日天気にな~れ♪

バイクがあったから今がある。もう全力疾走はできないけど歳を重ねることも楽しみながらゆるゆると。

宮城県石巻

2012-07-10 22:29:22 | バイクでツー
6月26日

茂子さんは以前住んでいた家は貸して今は日和山に引越していた。
一年ぶりの再会

到着するなりお風呂を用意してくれていてさっぱりしたところで早速ビール
えっと・・・・私は何をしにきたんでしょう
とっても歓迎してくれて次から次へといろんな話を聞かせてくれた。


6月27日
久しぶりにバイクに乗りたいという茂子さんと一緒に朝からツーリング
被災直後に見た場所を再度案内してもらう

ずいぶん景色が変わってしまっている
倒壊した建物はほぼ撤去されて草が生えているのでもともとこんな所だったのかと錯覚してしまいそうだ


神社の鳥居はまだ修復できていない


昨年は家の中にも車が突っ込んでいる状態だった家も今では





一年前は建物の上に車が乗っていた女川漁港も今では何もなくなって

 

 


  

古い家は撤去、新しい家は復元していた。ずいぶんすっきりしたものだ





どこまで行ってもガレキの山、山、山

そして昨年はこわくて行けなかった大川小学校に今年は勇気を出して行ってみた

  

村が廃墟となったような異様な静寂の中にぽつんと大川小学校はあった
たくさんの命が一瞬にして飲み込まれた校舎の入り口には供養碑があり犠牲になった子供達の親御さん達が花の水を換えにに来ていた。
何かをと思ったが「お花も物もお金も置かないでください」という立て札があったので
手を合わせるだけだったがご家族の無念さを思うといたたまれなかった。

少しずつではあるけども復興していっている石巻

以前はのどかだったという日和山には毎日視察の観光バスが上ってくるらしい
日和山からは石巻の町が一望することができる

 

昨年は移動バスでの営業だったコンビニも復活


 


お店が無くなってしまったところは市場の中で営業している
 

               
こんな新鮮な海鮮が格安で買える
と~っても贅沢な気分

復興に向けて私もTシャツを2枚購入しました。



3日間茂子さんの家でお世話になって
最後の日は仙台で泊まった
一人でいろんなことを考えてみたかったから。

仙台に行く途中に寄った奥松島の風景にはまたまた衝撃を受けた

  

何も無い

人影も見られないような音すら聞こえない静寂
聞こえるのは作業をするショベルカーや瓦礫を運ぶダンプの音だけ
怖かった。

仙台も海岸線へ行けば同じような光景に出会う
ほんとに人が住んでたのだろうか?と思ってしまうが所々に残る門柱やブロック塀の跡は
間違いなくここが町だったことを証明しているのだけど信じがたい
あまり報道されない地域でもかなりな被害があったことを知る





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