明日天気にな~れ♪

バイクがあったから今がある。もう全力疾走はできないけど歳を重ねることも楽しみながらゆるゆると。

ドラマのような出来事

2011-10-28 22:39:13 | 半分仕事

先日10/21~27までの予定でヨーロッパへ個人旅行に出かけました。

その間、義父は義母が入所している施設にショートスティで行ってくれます。
正確にいうと毎月一週間ショートスティで行っている間、私は出掛けるわけです。

今回は友人Yちゃんと二人で自分でエアーチケットやホテルを取って自由に散策するという完全個人旅行(チケットはYちゃんが手配してくれた)

関空~ヘルシンキ~プラハ~ウィーン~ヘルシンキ~関空

ヘルシンキまでの飛行機が遅れて到着したので空港の中を二人で猛ダッシュで移動

老体にムチ打ってゼーゼー言いながらプラハ行きの搭乗口まで走ったのに無情にも金髪の客室乗務員が言い放ったのは
「あと10分早ければ食事付いたのに遅かったので付きません」だと

それでも知らん顔して食べたらきっちり機内アナウンスで名前を呼ばれ「あなた達のは無いはずでしょ!」って

そんなこんなで7時間の時差もあって21日10時過ぎに出発してプラハ着は夕方17時くらい



ホテルに着いて早速夜の街に繰り出してみた
プラハからウィーンまでの移動の夜行列車のチケット予約も無事済ませ(Yちゃんが)
いよいよ楽しみの食事
サラダとピザを頼んだだけなのに・・・・

  

量多過ぎ二人で一生懸命頑張ったけど・・・・

  
  

これが限界

でも実はそんなことはどうでもいいんです

翌朝6時過ぎに鳴ったケータイ


これが事の始まり

それは施設からの電話だった
「おばあちゃんが気分が悪いというので点滴をしています。病院へ連れて行くかもしれないのでどなたか家族の方の付き添いをお願いします」

急ぐふうでもなかったのでしばらく放置

朝食を食べてから義姉に連絡

  

そして朝の散歩

市場へ買い物

夜とは全く違うプラハの街を楽しむ

                    

 
そのうち電話がひっきりなしにかかってくる

長男からも「すぐ帰ってきて!」の悲痛な声

この時初めて事の重大さに気づく
すぐにホテルへ帰り荷物をまとめてとりあえず空港に向かう

帰りのチケットの手配の仕方がわからない
空港の窓口を片っ端から当たるもラチがあかない
Yちゃんが持っていたPCと海外旅行保険会社その他を駆使して
どうにかGET

土曜日なのでデスクも閉まってるところが多い

Yちゃんとはここでバイバイ
彼女はまだ一人で旅を続けるという
と~ってもお世話になって感謝、感謝


一人になると最悪の事態が頭をよぎる





もうあとは一分でも長く生きていてくれることを祈るのみ

イスタンプールでのトランジットでも走る、走る。猛ダッシュ!

夕方関空に着いた。

ここでも走る、走る。猛ダッシュ!
飛行機が着陸して25分後にはもうバスに乗って走り出していた。
バス停降りた高速上で次男が拾ってくれて病院の階段を駆け上がる

たくさんの人に囲まれ息絶え絶えで虚ろな目をした義母と対面することができた。
「ごめん!」これを言うのがやっとだった。
私の到着をまち兼ねてその後、意識は次第に遠のき4時間後には静かに息を引き取った。


そして旅行から帰ってくるはずだった27日には一連の事は終わった。

違うのは義母がいなくなったこと。


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2 コメント

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Unknown (ぶいこ。)
2011-11-03 02:00:03
お疲れ様でした。
1泊しかしていなくても押さえる所は押えていますね。
残念でしたが、次の機会を待ちましょう!
・・・いや、作りましょう!かな。

お義母さま、ベジさんのお顔を見て安心したと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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Unknown (まりあ)
2011-11-08 21:01:03
そうだったんすか・・・。

飛行機とかいろいろ、いろいろ
間に合ってよかったですね。
日記読んでて、ドキドキしました。

お義母さまのご冥福を心よりお祈りいたします。
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