PRESSMAN GOGO

オートバイスポーツ、トライアルを中心にディレクター生野涼介が日々の気がついた事、取材した時の思いなど、日常のブログです。

北海道大会その4 善弘vs暁

2010-08-21 23:13:43 | トライアル
「この先に行きたくば私を倒してから行け」と通りの真ん中に立ちふさがる男。
漫画で見るこのような状況をトライアル界でやっているのが、田中善弘選手です。


かつてのパスカル・クトゥリエ、成田匠の存在と同じく、ここを越えないと全日本のトップとして優勝争いに参加することは許されないという存在。
今年はゼッケン6番をつける善弘選手ですが、今回も彼の地を目標とする選手がたくさんいて6位はスタート前から超オーバーブッキング状態です。

善弘選手はある意味、黒山選手よりもライバルが多い闘いを強いられる事になりました

今回もキラリと光るトライを連発する善弘選手。

6位狙いの選手が次々と脱落していく中、頑張ったのが柴田暁選手です。


近畿大会では善弘選手と同点。クリーン数も1点の数も同じで、かろうじて2点の数がひとつ多かった柴田選手が勝ちとなった訳ですが、今回も二人は逆転につぐ逆転のレースを見せてくれました。

出だしでは連続5点で遅れた柴田選手でしたが、じわじわと善弘選手に迫ります。




一方の善弘選手は2ラップ目以降調子を乱してしまいます。

ちなみに善弘選手の今回のアシスタントは、手前にいる長身の男。
そう、チーム監督でありワイズモト社長の門永氏をこき使っての出走です。
※スタート前ヘルメットをかぶる門永さんを見て選手として出走と思ったわたくしは、門永さんも取材しなければイケないかと思ってちと焦りました

柴田vs善弘の闘い。最終セクションの善弘選手。

ここを3点で抜けた柴田選手。今回はきっちり善弘選手に勝つことが出来てほっと一息の笑顔です。


真壁、九州と善弘選手に負けていた柴田選手、これで対戦成績を2勝2敗としました。
残り3戦で完全に善弘選手を越えることが出来るのか、はたまた柴田選手より一廻りも年上のベテランが立ちはだかるのか、早2週間後に近づいた中国大会が楽しみです

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1 コメント

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なう (京都のヤンママ)
2010-09-04 14:55:08
善弘先週、なんだか面白い存在で毎回大注目!

まだまだ 立ちはだかる壁でいてほしいわーと思うのは 同年代だからでしょうかー(笑)

今回も応援に行きます。 息子共々 頑張ってー善弘選手ーーです!

もちろん 柴田選手も頑張ってー!!
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