今日やっていたイッテQのマッターホルン登頂企画。
ちょっと違和感を感じたのは私だけではないのでは。
最後のヘリのつり上げ、あれは一体何だったのだろう?
この5年以上、イッテQはすごく好きな番組で、よく見ている。
特にイモトは大好きだし、仕事で登山をして、それが視聴者に喜んでもらえるなんて
できることなら代わりたい、と本気で思う。
今日だって、小林カムイがまさかの敗退を喫した、
タイの祭りなんかは、イッテQならではの予測不能な面白さが全開だったと思う。
でもマッターホルンは何だか違った。
のっけから惰性というか、だらだらした感じがぬぐえなかった。
前回のアコンカグアは、画面から力不足と準備不足が見てとれた。
そこを強引に押し切ることなく、撤退。
妥当な判断だと思ったし、むしろ、ありのままを見せているところに、
フェアな清々しささえ感じた。
入念な準備で絶対登頂を目指すNHKのドキュメンタリーなどには
できない、リアルな面白さがあった。
でも今日のはどうだろう?
登るまでの過程も、何だか番組完成のための先を急ぐようで感情移入できない。
(グレートサミッツで同じ過程を見ちゃってるから余計かもしれないけど。)
登頂手前からのシーンは、イモトがよい顔をしていたので、
よかったなぁ、という気持ちになれるのだが、
最後の最後にヘリでつり上げという反則技では、見てきた方が裏切られたような気持ちになる。
なぜ、ふつうに下山しなかったのだろう?
最近では、登山人口も若い人にまで広がり、
登山の道具やスタイルも多様化していて、
かつての「ワンゲル的な常識」に必ずしも縛られる必要はなくなってきた。
でも、登頂の喜びには、必ず責任もつきまとう。
それは人が課したルールではないから、捉え方には幅もあるだろうし、
人によって目指す山も実力もまちまちだから、一概には言えない。
でも、どんな状況であっても山に真摯に向き合う気持ちを忘れてはいけないと思うし、
それがある人は輝いて見える。
個人的には最近(だいぶ前だけど)の山番組の中で、ダントツに輝いていた人といえば
NHKの「白夜の大岸壁」に出ていた山野井(長尾)妙子さんだと思う。
頂上についた時に、あれほど幸せな気分になれた山番組は、他に思いつかない。
今年の「エベレスト」もよかったけれど、輝きという意味では、
山だけに人生をかけてきた妙子さんには誰もかなわなかったと思う。
当然だけど。
そんなわけで、イモトのヒマラヤ行きはちょっとひっかかる。
彼女のファンには変わりないので、彼女らしい輝きを見せてくれるのを
期待はしているのだが・・・。
栗城史多のように、メディア的には斬新で面白いんだけど、登山家としては??な人には
頼むからなってほしくないと思う。
ちょっと違和感を感じたのは私だけではないのでは。
最後のヘリのつり上げ、あれは一体何だったのだろう?
この5年以上、イッテQはすごく好きな番組で、よく見ている。
特にイモトは大好きだし、仕事で登山をして、それが視聴者に喜んでもらえるなんて
できることなら代わりたい、と本気で思う。
今日だって、小林カムイがまさかの敗退を喫した、
タイの祭りなんかは、イッテQならではの予測不能な面白さが全開だったと思う。
でもマッターホルンは何だか違った。
のっけから惰性というか、だらだらした感じがぬぐえなかった。
前回のアコンカグアは、画面から力不足と準備不足が見てとれた。
そこを強引に押し切ることなく、撤退。
妥当な判断だと思ったし、むしろ、ありのままを見せているところに、
フェアな清々しささえ感じた。
入念な準備で絶対登頂を目指すNHKのドキュメンタリーなどには
できない、リアルな面白さがあった。
でも今日のはどうだろう?
登るまでの過程も、何だか番組完成のための先を急ぐようで感情移入できない。
(グレートサミッツで同じ過程を見ちゃってるから余計かもしれないけど。)
登頂手前からのシーンは、イモトがよい顔をしていたので、
よかったなぁ、という気持ちになれるのだが、
最後の最後にヘリでつり上げという反則技では、見てきた方が裏切られたような気持ちになる。
なぜ、ふつうに下山しなかったのだろう?
最近では、登山人口も若い人にまで広がり、
登山の道具やスタイルも多様化していて、
かつての「ワンゲル的な常識」に必ずしも縛られる必要はなくなってきた。
でも、登頂の喜びには、必ず責任もつきまとう。
それは人が課したルールではないから、捉え方には幅もあるだろうし、
人によって目指す山も実力もまちまちだから、一概には言えない。
でも、どんな状況であっても山に真摯に向き合う気持ちを忘れてはいけないと思うし、
それがある人は輝いて見える。
個人的には最近(だいぶ前だけど)の山番組の中で、ダントツに輝いていた人といえば
NHKの「白夜の大岸壁」に出ていた山野井(長尾)妙子さんだと思う。
頂上についた時に、あれほど幸せな気分になれた山番組は、他に思いつかない。
今年の「エベレスト」もよかったけれど、輝きという意味では、
山だけに人生をかけてきた妙子さんには誰もかなわなかったと思う。
当然だけど。
そんなわけで、イモトのヒマラヤ行きはちょっとひっかかる。
彼女のファンには変わりないので、彼女らしい輝きを見せてくれるのを
期待はしているのだが・・・。
栗城史多のように、メディア的には斬新で面白いんだけど、登山家としては??な人には
頼むからなってほしくないと思う。