「雨男と晴男」
茂原駅からタクシーに乗った瞬間、雨が降り始めた。
「まただ」と思った。
私のような雨男は、周囲から嫌がられる。
特に地鎮祭等の催しの時に、私のことを知っている人からは敬遠される。
ゴルフでもそう。
最近、誰からも誘われなくなったのは、雨男のせいである。
もしそうでなかったら、これは致命傷である。
私という人間の信用不安の問題へとつながる。
ところが。
茂原市長という方は素晴らしい。
会場にお出でになった途端、雲から青空がのぞかせる。
おかげで「イヤー実は雨男なんですよね」という自己紹介も訳なくできる。
「晴男」市長、ありがとうございます。
おかげさまで、滞りなく自己紹介させていただきました。
「地鎮祭の挨拶」
地鎮祭の挨拶は、ニチイ学館の代表取締役会長、寺田氏から始まる。
挨拶を聞きながら、我々として、改めて再認識したのがグランドオープンの日程である。
四月一日。
茂原市長は、さらに輪をかけるように「四月一日は「茂原市民の日」なんです」とおっしゃった。
工期は、そう余裕のあるものではない。
ただし、やると決めたからには、会社の組織体制を変更してでもやる使命がある。
「現場所長を生かすような会社のフォローを頼むよ」とニチイ学館の担当部長は私にアドバイスいただいた。
今回工事内容には土木、造園工事が幅を効かす。
さらに設計・施工の契約という、支店としては稀なケースである。
大阪本社から出向する、土木担当は私にこういった。
「久々に、地図に残る仕事ができます」
大成建設?
ともかく、今西組として、堂々と看板の出せる工事である。
ニチイ学館様との縁をきっかけとして、今回の工事特有のノウハウを身につけ、営業の拡充へとつなげていきたい。
「感動をつくる」
地鎮祭の挨拶、ニチイ学館の代表取締役会長、寺田氏が続ける。
「介護を通じて、感動をつくるんです。」
聞いている私の胸が震えた。
とても含蓄のある、スマートな挨拶だった。
こういう風格を私も出せるようになるようがんばりたい、と素直に思った。
従来、私は
【お客様に感動していただくように竣工させ、喜びを共有したい】がテーマだった。
建築主と一緒になって、建物ができたときの感動を共有することに至上の喜びを感じていた。
ただ今回の建築主は、高齢者や住民との「ふれあい」をねらいとした事業として建設される。
つまり、ただ建築主に感動いただくだけではなく、施設の利用者が感動するような建設が望まれている。
当社が目指す、提案型総合建設業としてのいいモデルケースになれば素晴らしい。
「こうしませんか、こうしましょう」と現場をリードする力量が問われる。
そしてノウハウをたくわえ、次なるステップにつなげたいと真摯に思う。
最後に当社現場所長の中締め。
「悲しいかな、今西組だけではいいものはできません。
市や建築主の助けが必要です。
ご協力をお願いします。」
現場所長として、本当に素直な発言だった。
会社がフォローしたくなる、頼りになる所長を誇りに思う。
茂原駅からタクシーに乗った瞬間、雨が降り始めた。
「まただ」と思った。
私のような雨男は、周囲から嫌がられる。
特に地鎮祭等の催しの時に、私のことを知っている人からは敬遠される。
ゴルフでもそう。
最近、誰からも誘われなくなったのは、雨男のせいである。
もしそうでなかったら、これは致命傷である。
私という人間の信用不安の問題へとつながる。
ところが。
茂原市長という方は素晴らしい。
会場にお出でになった途端、雲から青空がのぞかせる。
おかげで「イヤー実は雨男なんですよね」という自己紹介も訳なくできる。
「晴男」市長、ありがとうございます。
おかげさまで、滞りなく自己紹介させていただきました。
「地鎮祭の挨拶」
地鎮祭の挨拶は、ニチイ学館の代表取締役会長、寺田氏から始まる。
挨拶を聞きながら、我々として、改めて再認識したのがグランドオープンの日程である。
四月一日。
茂原市長は、さらに輪をかけるように「四月一日は「茂原市民の日」なんです」とおっしゃった。
工期は、そう余裕のあるものではない。
ただし、やると決めたからには、会社の組織体制を変更してでもやる使命がある。
「現場所長を生かすような会社のフォローを頼むよ」とニチイ学館の担当部長は私にアドバイスいただいた。
今回工事内容には土木、造園工事が幅を効かす。
さらに設計・施工の契約という、支店としては稀なケースである。
大阪本社から出向する、土木担当は私にこういった。
「久々に、地図に残る仕事ができます」
大成建設?
ともかく、今西組として、堂々と看板の出せる工事である。
ニチイ学館様との縁をきっかけとして、今回の工事特有のノウハウを身につけ、営業の拡充へとつなげていきたい。
「感動をつくる」
地鎮祭の挨拶、ニチイ学館の代表取締役会長、寺田氏が続ける。
「介護を通じて、感動をつくるんです。」
聞いている私の胸が震えた。
とても含蓄のある、スマートな挨拶だった。
こういう風格を私も出せるようになるようがんばりたい、と素直に思った。
従来、私は
【お客様に感動していただくように竣工させ、喜びを共有したい】がテーマだった。
建築主と一緒になって、建物ができたときの感動を共有することに至上の喜びを感じていた。
ただ今回の建築主は、高齢者や住民との「ふれあい」をねらいとした事業として建設される。
つまり、ただ建築主に感動いただくだけではなく、施設の利用者が感動するような建設が望まれている。
当社が目指す、提案型総合建設業としてのいいモデルケースになれば素晴らしい。
「こうしませんか、こうしましょう」と現場をリードする力量が問われる。
そしてノウハウをたくわえ、次なるステップにつなげたいと真摯に思う。
最後に当社現場所長の中締め。
「悲しいかな、今西組だけではいいものはできません。
市や建築主の助けが必要です。
ご協力をお願いします。」
現場所長として、本当に素直な発言だった。
会社がフォローしたくなる、頼りになる所長を誇りに思う。
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