11月29日(金)中野サンプラザにおいて、日本児童ペンクラブ主催の第5回「児童ペン賞」の授賞式が行われました。童謡集「とりになった ひ」で児童ペン賞・詩集賞をいただきました。この賞は「後世に伝えるべき優れた児童文学作品に贈られ」もので、他に大賞、童話賞、絵本賞、少年文学賞、ノンフィクション賞があります。童謡集「とりになった ひ」は、日本童謡賞に続く2つ目の受賞となりました。
キンダーブック「がくしゅうおおぞら」(フレーベル館)、2020年4月号の見本が届きました。裏表紙に童謡詩の作品「うたたねさん」を掲載していただきました。選は武鹿悦子先生です。先生は「春さきの、なんとなく憂い心地よい眠さ…。つい、うとうとと<うたた寝>してしまいます。詩人は、う・た・た・ねという語感を弾ませて万物が…(以下略)」と解説の中で一文を寄せてくださいました。
岡田千晶さんの心温まる絵の世界がことばの持つイメージを増幅して、やさしい気持ちにさせてくれます。ひらがなを覚えたばかりの子どもたちに大きな声をだして読んでもらえたらとてもうれしいです。はるは、みんながうたたねさんになれるんだよ。