僕カピ君

僕はカッピカピーのカピ君

決して『カビ』じゃないんだからね





僕ねボクね～
今度ドッグショーに出るんだ


まぁにね言ってたの
『また平木お兄さんとお散歩がしたい』って

だけどね、いつも『カピちゃんはペットなの』とか
『大人になればなるほど、劣化が激しい』とか
『お散歩ってタダじゃないんだから』って言われてきたの


何ソレ

ねぇ僕は何を間違えたの？

って聞いても、お母さんのカレちゃんに言いなさいって
そんなの答えになってないよね～ね～

でも悪いことばかりじゃないんだ・・・。
家では、カピちゃんより・・・・・・ピー
・・・・・・・ピー・・・・・・・・・・・・・ピー。って聞こえてるから
ひそかに僕は捨てたもんじゃない！って思って過ごしてきたの・・・

そしたら
今日は、まぁから呼び出されて
『カピちゃん、ショーに出るんだよ。カピはペットの希望のになるのよ』
って、背中おしてもらった

これで、平木お兄さんと
またお散歩何度もできるって・・・そのこと
ベルにお話したら、ベルが良いこと教えてくれた


『カピ～何度もお散歩したかったら、負けて負けて負けまくるの
そしたら、ずっとお散歩できるわよ』
ってね

で、ニッコニコスマイルでまぁにそのこと言ったらね
呆れられたの


『カピちゃん。。。あのバカベルの言う事なんてきいたらダメよ
カピちゃんはペットなの。それでもショーに出続けたいなら
カピちゃん自身で、カード貰ってきなさい。１回勝負だからね』

って、言われちゃった


そのあと、僕とまぁは『ドンパチごっこ』して遊んだよ
まぁに僕が撃たれたら、僕はコロンと死んだふりするんだ

何回やっても楽しい～

ショーの最中に、やってもいい？って聞いたら
『ぶっ殺す』だって

じゃーそんなこと教えないでよね


さぁ、まぁ～早く僕の毛をキレイにしてーー
シャンプーしてーー
お散歩～お散歩～ルンルンルン