何年も待ちわびで、諦めの境地だった
お気に入りの仔のお産がありました。
陣痛微弱で破水もないのに
いきなり胎盤剥離。
安心して任せられる動物病院は先生が不在（泣）
他も午後からは休診。
で、仕方なく家の近くの病院へ電話して
状況を説明
先生曰く、あと、二時間ぐらいはいけるでしょう・・・
胎盤剥離してんのにいけんのや～
ほんとかな？大丈夫かなと、ヤキモキ
お腹の中には1頭しかいないの
大事な一頭なの
命の重さにかわりはないけど
とてもとても私にとっては重い命なの
何とか約束の時間になって
連れて行ったけど、先生がグズグズしてる。
間に合うのかよー
家で何度も子犬の心音は聞いてたから生きてるのはわかってるけど
それもいつまで持つかわからない。
イライライラ
さとぷいわく、私とても恐ろしい顔をしていたそうです。。。
だって、アカンかったら病院の壁に穴開けるかもしれないぐらい怒ってたもの
結局手術してくれたのは、言ってたよりも1時間遅れ！
胎盤剥離が起こってから、約四時間後
お友達にラインしたら
返ってきた返事はみんな
最初のこはアカンけど、他の仔はいけるやろ～みたいな（笑）
いえいえ一頭しかいませんから（泣）
って感じでした。
手術がはじまってから
さとぷは先生についていき
私は待合室でじっと待ってました。
どれぐらい待ったのか…さとぷからラインがきて
（アカンわ）って、
自分の心臓が冷たくなる感じでした。
もう、こんなとこに居たくないと思って、帰ろうと思ったら、赤ちゃんの鳴き声！！
そしたら、またラインが来て
生き返った！って
元気？大丈夫？男の子？女の子？五体満足？聞きたいことはいっぱい（笑）
見においでって言われて、中に入らせてもらう
すっごいジャンボベビー（笑）
男の子だったので、少しガッカリしたけど（笑）
でも、ある意味たくさん子犬作れる。と思ったら、男の子でよかったかも（笑）
だけど・・・・いつもの病院なら母犬預けて
手術終わって帰るのに約一時間ですべてが終わっているのだが・・・
ここは、手術室に入ってから
二時間近くかかった。
ずっと見ていたさとぷは
凄い丁寧やねん・・・。
それは必要ないやん！って思うとこもいっぱいあったそうだけど
先生と仲良くなっていっぱいお話もしたそうです。。。
その先生ブリーダーさんは嫌いみたい。
ブリーダーと言って連れてきて診察した犬の状態が
凄く酷いのバッカリだったそうです。
歯石とか皮膚とかとんでもない状態で
生き物をそういう風に扱う人は来て欲しくない・・・
みたいな・・・だから最初ブリーダーって言ったら
感じ悪かったんだね。。。
だけどうちにの子は綺麗だったんだって
年齢の割には歯石もついてないって・・・
そういってもらえてよかった・・・
歯石は私ちゃんと取ってるからね
ジャンボベビーと母犬と
家に帰って、落ち着いてから血統書とにらめっこ
クリアの女の子でこの子と掛けれる子を探す。殆どが大丈夫！！
10頭はいる。
これで、また血は繋がる。
良かったよ～
産まれた日から、交配相手を考えたことはなかったし
男の子はある程度の犬質じゃないと置いとかないけど・・・
この人の産んだ子が悪いわけないやん(笑)って思う気持ちと
アカンでも手放さない。
それはもうずっと前から 産まれたらそうする！って決めてた事だから・・・
子供は１人っ子なので、リアンの仔を二頭借りて一緒に育ててもらうことにした。
三頭で仲良くお乳吸ってます。
毎日、何回もサークルの中に一緒に入って
触りまくり。
さとぷが私の溺愛ぶりに
そんなに？そこまで？と驚いてますが
ええ、そうなんです。
そんなに大事なんですよ。
この幸せ気分で暫くは生きていけそうです。
