私でした、どうも。
さて、この間ご近所さんから行者ニンニクを頂きました。(画像はうっかり取り忘れました)
この山菜のニンニクのような強烈なにおいを嗅ぐとやっとスプリング、春が来たという実感が湧きますよ。
北海道ではジンギスカンで食べることが多いのですが、醤油漬けにするのが私のお気に入りなんです。
早速行者ニンニクを熱湯にくぐらせて、少しお酒とごま油を加えた醤油に丸2日ほど漬け込んでみました。
これをそのまま熱々のご飯にのせて食べても非常に美味しいのですが、今回はラーメンに使ってみたいと思います。
スープの元ダレに、この行者ニンニクの香りが十分に染み出した漬け汁を使うのが味のポイントですね。
でもそれだけでは足りなかったので、醤油とお酒と味の素をちょこっとだけ継ぎ足しました。
スープは思いっきり手抜きをして、お湯に創味シャンタンと丸鶏ガラスープを加えたものに少量の生姜のすりおろしとラードをブチ込むだけです。
麺もディスカウントストアで買ってきた、3玉入り95円と爆安のものを使います。
まぁ今回の主役は行者ニンニクですから、こんなテキトーな感じで良いこととしました。
トッピングはひと手間かけてモモ肉を茹でて醤油とお酒に漬け込んだ一応手作りのチャーシューに、そのタレで味付けしたゆで卵と塩抜きしておいたワカメも用意しました。
もちろん主役の行者ニンニクの醤油漬けは、親のカタキとばかりにふんだんにのっけたい❗と思っていたらいつの間にか家族がつまみ食いしていやがっていて、残りが少なくなっていました……
すったもんだありましたが、何とか行者ニンニクラーメンが出来上がりました。
スープをすすってみると、あれ❓あの行者ニンニクの特有の香りが感じられません。
少し加えただけのはずの生姜の風味が勝ってしまって、これでは「行者ニンニクラーメン」ではなく「生姜ラーメン」じゃないのよぉ😭
トッピングの醤油漬けの方は、若干においがマイルドになってしまった気はするのですが、ラーメンとの相性がバツグンでした。
そうそうコレコレ~❗これが食べたかったんですよ。
スープはうま味調味料ベース・麺も激安のもので全体的にチープな味わいでしたが、今年も春の味覚を楽しめたということで私は満足しました。
それはそうとこの行者ニンニク、一説には修行僧が荒行に耐えるために食べられていたそうで、ぬくぬくと1日を過ごしている私が昼間っからこんなに滋養つけて一体どうするの❓と虚しさを感じました💀
いや、まいったね……