おーーい! 藍子ちゃーん!藍子ちゃーーん!!
「……何、(うるさ…)」
これ、藍子ちゃん宛に届いてたよ!はい!
「はぁ、そりゃドーモ…(何これ、ポップコーンバケット?何で……)」
誰からなんだろうね?差出人のところに名前なかったけど
「……………」
あそうだ、手紙も同封されてたんだった。もしかしたら名前が書いてあるかも
「……ふーん…(がさがさ)」
(誤字ぶっこいてるじゃねえか見逃してください)
藍子へ
元気にしているか?
俺は今、ネ/ズ/ミ/ー/ラ/ン/ドという
商業地区で働いている。
もうすぐそちらへ
向かえそうだ。
土産と言うのも何かも
しれないが、こちらの名産品を
贈らせてほしい。
長らく一人にしてしまって、
すまない。
善太郎より
「………あのさぁ」
うん?どした。というかその人、ご家族? うーんと。ぜんたろうさん?
「これ。捨てて」
あえぇ!?捨てちゃうの!?せっかくわざわざ仕事の合間に書いてくださったんじゃ……
「…いいから捨てなさいアホ!!」
ひゃいい!捨てます!!おおせのままに!!!
じ、じゃあ、捨てちゃうよ~……
「いいっつってんでしょさっさと捨てなさいよ。何爪アピってんのよ氏ね」
あへええ、あい、捨てたる!捨てたるわもうう!(ポイ
「はいドーーモ
……ったく、やってられっか」
藍子ちゃんったら、へんなのー。
ま、いいけどね!もうすぐお夕飯だから、寝ちゃわないよーにね!
「ハイハイ、わかってますよー」
おわり
おまけ
「触んな」
あ、ハイ……ツメタイ