以前録画したジブリ作品を連続再生した(BGM代わりに)。
思い出ぽろぽろで分数の割り算をリンゴで考えてた。
自分もやってたなぁ~と。
今だから分数の割り算は、比率の割り算と分かっている。
子供に説明するのは難しい。
だから、後ろを上下入れ替えて掛け算^^;
大人は楽をしてはいけない。
成り立ちをキチンと説明すれば大人を尊敬してくれるというのに、「黙って言うことを聞け!」
子供心に疑心の念にはちきれそうだったわ(笑)
子供に分かるように説明となるとやっぱりリンゴかな。でも胆の説明は難しい。
10÷2=5
これを説明するには?
総数が10個のリンゴ。
2個のまとまりのグループを作ると何グループになる?
〇〇 ●● 〇〇 ●● 〇〇
5グループ
よくある説明。これが説明できるなら分数の割り算も難しくもない?
要点は【総数】からまとまり【単位】がいくつ含まれているかを例題で示せばいい。
1/3 ÷ 1/2 = ?
リンゴ1/3を半分にする。と子供が言ったら考え方を正さなくてはいけない。
リンゴ1/3 の中に リンゴ1/2 がいくつ入っているか?
子供にイメージの飛躍は望めないので例題を示して導かないといけない。
1/3 ÷ 1/2 分母を6に通分する。
2/6 ÷ 3/6 リンゴの絵に切り込みを入れる。
リンゴ絵で説明する。
6等分のリンゴ2個が総数。
6等分のリンゴ3個のまとまりはいくつ?
リンゴの絵で説明すれば子供も理解できるだろう。
ただ、ここから先はリンゴは無し。混乱させるから。
2/6 ÷ 3/6 が 2/6 × 6/3 と同じだと検証する。きちんと説明すれば理解してくれる。
まずは分かりやすい数で説明する。
7/10 ÷ 3/10 = ?
考え方は?
例えば、
7÷3 と 70÷30 はいくつ? 両方とも 7/3 比率だから同じだけど子供には答えを出さないと理解できない。
計算させて同じだと経験させる。
(7×10)÷(3×10)と 70÷30 は同じ結果になる。
次は、
(7/10)×10 ÷(3/10)×10 も 7÷3 と同じ結果になる。
あくまでも確認でありテストの解答に書き加えると減点にされるかもしれないのでテスト用紙には書かない事。
7/10 ÷ 3/10 = 7÷3 = 7/3 この結果を子供に示す。
公式ではない基礎知識?
7/10 ÷ 3/10
÷ を × に変えて 後ろの分数を上下逆にするとどうなるのか確認させる。
7/10 × 10/3 分母と分子を約分して結果は 7/3 になると解説する。
7/10 × 10/3 =(7×10)/(3×10)約分→ 7/3
7/10 ÷ 3/10 = 7/10 × 10/3 = 7/3
7/10 ÷ 3/10 と 7/10 × 10/3 は結果は同じと認識させる。
できれば、2つ以上を確認させる。
(8/15)×15 ÷(4/15)×15 = 8÷4 = 8/4 = 2
8/15 × 15/4(約分) = 8/4 = 2
色々な計算を検算し、その結果が同じだから納得した分数の割り算。
言われるがままの子供と探求心の強すぎる子供。
どっちが良いか分からないけど躓きは早く解決させた方がいい。
ほんと大切な時間を無駄にした。
そういう大人が近くに居なかったからね。