『螺旋の底』
北フランスの田舎街ラボリを舞台に歴史の闇に葬られたおぞましい事件が紐解かれていく。
途中、終末が読めるものの作家の力量のなせる技だろうか、物語の世界に引き込まれて抜け出せなくなってしまう。
暗く残酷な史実を下敷きにしているせいだろうか、最初から最後まで不気味な雰囲気をかもしだすことに成功している。
一読して、海外作家の手になる作品かと思いきや、純然たる日本人作家の作品である . . . 本文を読む
先日、読了しました!
検察事務所につとめる事務官が、時効間際の事件をこっそり捜査・・・。
すっごく粘着質な事務官です・・・。
調べたからって「どうなる」ってわけでもないのに、自分の記憶をたよりに、怪しいオンナたちを追求していくんだけど。
状況証拠だけを頼りに、疑惑の「真犯人」と決着をつけようと・・・。
さぁ、サイは投げられた!
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