☆ஐ*✨ 穏やかな日々を・*:❁•*♬೨*¨*•.¸¸♬♫•*¨*•.¸¸♪:*✨

✨☆.:*:ஐ*。♬…∮*¨*♪🎶今日も笑顔で♬~~その日までの覚え書き~~*¨*♪🎶*♬…∮🌠¨ஐ*。*:゜☆✨

 📖 灯台からの響き 📖 宮本輝 著 集英社

2021年10月10日 | ときどき読書📖覚え書き📖
  
       *乱読です&感想は苦手です*

         3月に図書館で予約し、やっと順番がまわってきました。
          毎日少しずつ読みましたがラスト2章は一気読み。
          長年、中華そば店を切り盛りしてきた妻が急死し店を閉めてしまった主人公が
          妻宛に灯台の描かれた30年前の葉書を見つける。
          亡き妻が誰にも語らなかった学生時代の出来事を知るために亡き妻に話しかけながら灯台巡りの旅に出る。
          主人公の気持ちに思いを寄せると切なくなります。
          そんな主人公を見守る幼馴染みの親友が温かく人と人との繋がりの大切さを感じます。
          灯台巡りの旅の中で3人の子どもたちとも向き合いながら
          自分を見つめ直し中華そば店を再開しようと思うようになる主人公。
          ラスト2章のクライマックスは心を動かされました。
          優しく切なく温かい物語でした。

        本文より
          ……『威風堂々と生きたいな。焦ったって、怖がったって、逃げたって、
          悩みが解決するわけじゃないんだからな。
          こつこつと、ひとつひとつ、焦らず怯えず、難問を解決していく。
          俺はそういう人間になるために今から努力するよ』……主人公の言葉が心に残りました。






        📚「BOOK」データベースより
        本の間から見つかった、妻宛ての古いハガキ。
        差出人は大学生の男。亡き妻の知られざる過去を追い、男は旅に出る。人生の価値を伝える傑作長編。



✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽


              2021.10.08  17時10分
              バルコニーからの夕空





              17時49分~~
             ✰*☽ 金星と三日月





            ゚ ・*:.。. スカイツリー&金星&三日月.。.:*・゚





                 *☽:゚三日月 *☽:゚





                ✎・*゚¨゚過去空~覚え書き
                  2020.11.14 明け方の『月の舟』






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📖 お探し物は図書室まで 📖 青山美智子 著 ポプラ社

2021年09月19日 | ときどき読書📖覚え書き📖
   *乱読です&感想は苦手です*


        5篇からなる短篇集。
        人生にちょっと躓いたり悩んだりしている性別、職業、年齢の違う5人が
        地域のコミュニティハウスの中にある図書室を訪れる。
        その図書室には絶対的な存在感がある風変わりな司書さん(小町さゆり)がいて
        司書さんお勧めの本とお手製の付録(羊毛フェルト)を手渡される。
        それぞれが司書さんお手製の付録に導かれるように、その付録の意味を探しながら
        生きていることの大切さに気付き前を向いていく物語。
        5人が自然な感じで緩く繋がっているところ、たくさんの「名言」、
        思わずぷっと笑ってしまうところもあり頁を捲る手が止まらなくなりました。
        大事なことを思い出させてくれる、気付かせてくれる。
        温かい気持ちになれてフッと心が軽くなる。とても素敵な本でした。





        📚「BOOK」データベースより

      お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?
      悩める人々が立ち寄った小さな図書室。
      不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。
      『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。









✎ ・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚٭˖°゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ *・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚  ✎



         2021.9.8   初めての~蔓穂(ツルボ) …… 場所を( ..)φメモメモ














          🐝🐝🐝蜂さんが忙しそう~ (#^.^#)











୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧


          🍇 今年も岡山県産 朝採り葡萄をいただきました 🍇









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 📖 52ヘルツのクジラたち 📖 町田そのこ 著 中央公論新社

2021年08月26日 | ときどき読書📖覚え書き📖
  *乱読です&感想は苦手です*


      🐳 52ヘルツのクジラ。
        世界で一番孤独だと言われているクジラ。
        その声は広大な海で確かに響いているのに、
        受け止める仲間はどこにもいない。
        誰にも届かない歌声を上げ続けているクジラは
        存在こそ発見されているけれど、
        実際の姿は今も確認されていないという。・・・・・・・・本文より






        町田そのこさん、初読みでした。
        実母と養父から疎まれ人生を搾取されてきた「貴瑚」が東京を出て祖母が住んでいた九州の漁師町で暮らし始める。
        そこで実母から虐待を受けて「ムシ」と呼ばれている男の子(愛 (イトシ))に出会う。
        貴瑚の過去、男の子の生い立ちが語られる場面はとても重く辛く読むのが苦しくなる。
        52ヘルツのクジラたちは…貴瑚、愛、そしてアンさん。。。
        出会うべくして出会えた孤独な魂たちだと思う。
        美晴さんがいてくれて良かったと思う。ラストは人と人との繋がりに癒されて少し希望が見える。
        貴瑚と愛は2年後には強くなっていて欲しいと願う。






        📚「BOOK」データベースより

         52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。
         たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。
         そのため、世界で一番孤独だと言われている。
         自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
         孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。




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          2021.8.17  雨上がりのサフランモドキ






         ✎ ﹏. 明日へと続く~~いつかの明るい夕空 ✨









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📖 エンジェルフライト 📖 佐々涼子 著 集英社文庫

2021年08月21日 | ときどき読書📖覚え書き📖
     *乱読です&感想は苦手です*


      国際霊柩送還士という職業があることを初めて知りました。
      海外で亡くなった遺体を日本へ、日本で亡くなった遺体を海外へ。
      遺族のもとへ送り届ける仕事を描いたノンフィクション。
      最初の「遺体ビジネス」から知らないことの連続。
      エアハースという会社が海外で亡くなった方の遺族に最後のお別れが出来るよう手助けをする。
      温かく熱い思い、絶対的な使命感、エンバーミングの技術、尊いお仕事に頭が下がります。
      『弔い損ねないように』誇りを持って仕事をする姿が心に響きました。
      佐々さんの所感や感情…取材も本当に大変だったのではと思います。






       📚「BOOK」データベースより

       異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか―。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。
       どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、
       一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。
       彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。
       第10回開高健ノンフィクション賞受賞作。









✎ ・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚٭˖°゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ *・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚  ✎



        2021.8.17 💠アメリカンブルー💠





        ✎ ﹏.。 いつかの優しい朝空 ˚*₊❁









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  📖 銀の猫 📖 朝井まかて 著 文春文庫

2021年07月10日 | ときどき読書📖覚え書き📖
  *乱読です&感想は苦手です*

   朝井まかてさん初読みでした。
    江戸時代の介抱人、お咲の物語。
    「銀の猫」は離縁される前に慈しんでくれた舅から貰った根付け。
    母親の借金を別れた夫に返済するために口入屋から紹介された家で
    泊り込みで介護をする日々が8編の連作短編として編まれています。
    悲しく切ない場面も出てきますが気持ちが穏やかになれる読後感でした。





       秋山香乃さんの解説から

     ・・・・・・・・・ 「神は細部に宿る」という言葉もある。朝井まかて氏の作品はどれも
     設定、描写、小物に至るまで神経が行き届いているが、文体も実に美しい。
     ことに会話と会話の間や後にくる地の文に、一度注目して読んでみて欲しい。
     さらに人物の仕草をあらわす表現がどれも絶妙で、
     私はそこだけ拾い上げて読み直したいほどだ。
    『銀の猫』は一読目より、再読するたびに面白さを増していく。・・・・・・



       📚「BOOK」データベースより
   
     嫁ぎ先を離縁され、「介抱人」として稼ぐお咲。百人百様のしたたかな年寄りたちに日々、人生の多くを教えられる。
     一方、妾奉公を繰り返し身勝手に生きてきた自分の母親を許すことが出来ない。
     そんな時「誰もが楽になれる介抱指南書」作りに協力を求められ―長寿の町・江戸に生きる人間を描ききる傑作小説。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚✎ ٭˖°゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚٭˖° ✎゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚✎ ٭˖°゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚٭˖°



       2021.7.3

  
  💛♡ 崑崙花(コンロンカ)*¨*•.¸¸♪•*¨  
    今年も小さなお星さまのような黄色のお花と
    白色の葉っぱのように見えるガク片がきれいですよ✨











       ❀ 梔子(クチナシ)˳⚛˚⌖





        💟 銭葵(ゼニアオイ)🌺🌺





       💛カンナ🌼🌼







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📖 逍遥の季節 📖 乙川優三郎 著 新潮社

2021年03月22日 | ときどき読書📖覚え書き📖

久しぶりに乙川さん、読みました。
必ずしも幸せとは言えない江戸の”女たち”が三絃、蒔絵、茶道、糸染め、根付などの芸を頼りに生きる姿を
繊細かつ美しい文章で丁寧に紡がれた短編七編の時代小説。
読んでいくうちに背筋がピンと伸びてくる感じがしました。








📚「BOOK」データベースより

早くに両親を失い、同じような出生の二人は、幼い頃から互いを支え合ってきた。
紗代乃は活花、藤枝は踊りを生き甲斐にして。だが、いつしか二人は、一人の男に翻弄されていた(表題作)。
子を置いて離縁し、糸染に身を捧げる萌に所帯を持とうと言い寄る男が現れる(「秋草風」)。
三絃、画工、根付、髪結…。人並みの幸福には縁遠くても、芸をたのみに生きる江戸の女たちを描く芸道短編集。




バルコニーからの夕焼け🌆~~いつかの夕空✨








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📖 春になったら苺を摘みに 📖 梨木香歩 著 新潮社

2021年03月05日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


梨木さんが英国に滞在していた時のことを綴られたエッセイ。
題名から想像していた内容とはずいぶん違っていましたが、読んで良かったと思える一冊でした。






      本文『夜行列車』から・・・・

         そうだ
         共感してもらいたい
         つながっていたい
         分かり合いたい
         うちとけたい
         納得したい
         私たちは
         本当は
         みな
       でもそれは本当に難しく、その葛藤の中で生きることは疎ましく、ときにモンゴメリのように
     堅く殻を閉ざし、群れを遠く離れてしまいたくなる者もでてくるのだ。


📚「BOOK」データベースより

「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。
「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、
さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。
ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、
さらに自分に問い続ける―物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。




     2021.2.22

    寒緋桜が綺麗でした🌸






   こちらは八重寒緋桜🌸🌸
   タイミング良く今年は見られました♬🌸
















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📖 出会いなおし 📖 森絵都 著 文春文庫

2020年11月08日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*

6つの短編集。出会いと別れ、そして再会が描かれています。
読む年代によって受け取る印象もずいぶん違うのでは????と思いました。
私は過去時間が長いですから(笑)  

「出会いなおし」は年を重ねることの素敵なお話し。とても温かい気持ちになりました。
「カブとセロリの昆布サラダ」は清美の行動に何度も頷きながらとても楽しく読めました。ラストも爽やかです。
「むすびめ」は小学生の頃の思い込みが同窓会へ出席することでほどけていくお話し。良かったね❢という思いがこみ上げてきました。

森絵都さん、作品の幅が広くたくさんの抽斗をお持ちの作家さんですね!





『出会いなおし』の本文から・・・・・年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出会いなおすということだ。
会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる・・・・・

『むすびめ』の本文から・・・・・わかりあえるために必要な年月もある。人は、生きるほどに必ずしも過去から
遠のいていくのではなく、時を経ることで初めて立ち返れる場所もあるのだと・・・・・



中江有里さんの解説から

・・・・・人は自分のことはわからない。そして相手のこともわからない。それでも誰かを愛するし、
自分のこともそれなりに愛することができる。都合がいいようだか、それはこの生を肯定するということでもあろう。
一方でわからない相手を愛するのは怖い。でもわからないから愛せないというのは、自分も愛されないということにもなる。
それでは人生、寂しすぎる。
  だから人生はいつも人に出会う途中で、人と出会いなおしながら、いつも誰かを愛する準備をしている。
愛する勇気をもらえる一冊だ。



📖急遽、連日出掛けた際に電車の中で読みました🚆🚈📖





出掛けた先の公園↟↟⌂*⍋















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📖 きみはポラリス 📖 三浦しをん 著 新潮文庫

2020年09月24日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


11篇の密やかな愛の形が書かれた短編集。
本のタイトルから想像していた内容とは大きく違いましたが、
最初の1篇と最後の1篇が繋がっているところも読ませてくれますね!!!!
しをんさん❢奥が深いですね!










₍ᐢ. ̫.ᐢ₎.。 中村うさぎさんの解説から

この本の中に『きみはポラリス』という名の短編はない。では、著者はわざわざ、この短編集のために
『きみはポラリス』というタイトルを考えたのか。
ポラリスとは、北極星のことであろう。だとすると、表題にもっとも近いタイトルは
『冬の一等星』のように思える。十一篇の中で、私が一番好きな作品だ。
ただこの短編には、実際には「北極星」は登場しない。

その代わり、次のような美しい一文がある。

       ・'゜🌟.:*:・'゜★゜'・:*:・'゜🌟.:*:

「八歳の冬の日からずっと、強く輝くものが私の胸のうちに宿っている。
夜道を照らす、ほの白い一等星のように。それは冷たいほど遠くから、
不思議な引力をまとっていつまでも私を見守っている。」

       ・'゜🌠.:*:・'゜★゜'・:*:・'゜🌠:*:

そう、それが「愛」だ。遠い日の「恋」は胸の奥に押し花としてたたみこまれ、
「愛」は夜空の「北極星」となって、あなたを守り導く。
「恋」と「愛」が繋がってこその「恋愛」。この短編集には、そんな「恋愛」が
いくつも煌き、われわれの心をほのかに照らし続けるのだ。






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望都さん熱~冷めやらず~~Ⅱ(^O^☆♪

2020年08月13日 | ときどき読書📖覚え書き📖
🌹 これからこちらを楽しみます⸜⸝⸜⸝˚*₊




🌹 繊細に描かれた絵にも惹かれますが
叙事詩のように紡がれる文章も素晴らしいですね
そして悲しいくらいに儚く美しい愛すべき登場人物たち・・・・

いわずもがなの・・・・バンパネラ(バンパイア)🌹🌹✨





昨年の5月 雨の中の芍薬が綺麗でした🌺✨






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📖 ときどき旅に出るカフェ 📖 近藤史恵 著 双葉文庫

2020年07月17日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


📖 近藤さん、久し振りに読みました。

帯に『読めば心も満たされるおいしいコージーミステリ』と書かれていて購入。
主人公・瑛子が通う喫茶店 『カフェ・ルーズ』 はかつての同僚だった円(まどか)が店主。
円が世界中を旅しながら見つけた美味しいスイーツや珍しい料理を作って出してくれる。
『ここへ足を運ぶお客さまは居ながらにして旅に出ている気分を味わえる』 がコンセプトの喫茶店
瑛子にとってもいつの間にかお洒落で居心地のいい場所になって行く。

世界の珍しい料理に日常にある小さなミステリの謎解きを絡めた『美味しい連作短篇集』でした。
最終話は少し?!スパイスが効いてます。楽しく読める一冊でした。






2020.5.24

タイムの小さなお花が咲いていました🌺
ハーブのある暮らしはあこがれでゴザイマス 🍃🍀🍃




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📖 美しい距離 📖 山崎ナオコーラ 著 文春文庫

2020年07月07日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*

ナオコーラさん、初読みです。
サンドウィッチ屋『パンばさみ』を営む妻が40代で末期ガンで入院。
夫はを生命保険会社に勤務しながら看護のために妻の入院先の病院へ通う。
妻と出会った日から近づいて行った距離、初めは遠くそして近くなって、妻が亡くなって距離が遠くなると感じることを厭わない夫。
静かに淡々と物語は進むけれど夫の感情がとても丁寧に描かれている。

生きている間の人と人との関わり方、故人を尊重し故人のための葬儀、亡くなってからも動き続ける夫婦の距離、
色々な意味で気づきを与えてくれる一冊でした。






本文より
・・・・近いことが素晴らしく、遠いことは悲しいなんて、思い込みかもしれない。
今は離れることをいやだと感じている。でも、嫌でなくなるときが、いつか来る。そんな予感がする。
その予感が流れてくる方向に視線を遣ると、僅かな光がこぼれていた。


書評家・豊崎由美さんの解説から
・・・・いい小説が備えている美点のひとつに、読む前にはなかったものの見方を与えてくれるという効能がある。
『美しい距離』はその見本のような素晴らしい小説だ。
いずれ必ず、その人の固有の死を迎える私たちすべての人間にとっての、素晴らしい小説なのだ。



2020.6.12 夏ツバキ(沙羅の木)が涼やかでした✨






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📖 食堂のおばちゃん4 ふたりの花見弁当 📖 山口恵以子 著 ハルキ文庫

2020年06月21日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


🍳 大好きな食堂のおばちゃんシリーズ 🍳
今回はアルバイトの万里くんの成長、常連のお客さん達の背景が分かってより楽しめた

『はじめ食堂』に集う人達の温かさや優しさはどの巻にも共通している。読み終えて「ほっこり」とした心持ちにさせてくれる。
・・・・こんな素敵なお店が近くにあれば毎日、 通いたくなること間違いなしですね 👍👍👍
今回も美味しそうなお料理満載でした (๑ᴖ◡ᴖ๑)









以下本文より
一と書いて”いちのまえ”と読む。一子のフルネームは一 一子で二三は一 二三となる。
二人は姑と嫁の関係だが心情的には実の母娘に近い。そして共に『はじめ食堂』を
営んできた戦友であり、同士でもある。
毎日食べてもあきのこない美味しくて栄養たっぷりのメニューが 『はじめ食堂』のモットー❢



こちらは本からお借りしましたm(__)m

    
 

 


挑戦してみたくなる簡単レシピも毎回、楽しみです(´ڡ`♡)





2020.6.12 サフランモドキ(カリナタ)が咲いていました🌺




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📖 三人屋 📖 原田ひ香 著 実業之日本社

2020年06月01日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


朝日、まひる、夜月の三姉妹が亡くなった父親のお店を引き継いで朝は喫茶店、昼は讃岐うどん屋、夜はスナックと業種の異なるお店を開く。
そこから繰り広げられる物語。兎に角、この三姉妹の仲が悪いこと❢人情味溢れる????は違うかな。
ハッピーエンドな感じではないけれど三姉妹の確執がじんわりと溶けてくる感じが伝わってくる。姉妹だからこその物語。
それにしても、このお店に出てくる『食べ物』はどれも美味しそう( 〃▽〃)



作家・エッセイスト 北大路公子さんの解説から

・・・・・ ビルの屋上から行き交う人々を見下ろして、「運命の糸が目に見えるといいのに」と想像することがある。赤い糸だけだとつまらないので、皆、思い思いの色を持ち、そうして歩いているところが見られればいいのにと。その時に広がる世界を想像するのが好きだ。カラフルな糸が交差し、きっと今まで目にしたことのないような鮮やかな文様が浮かび上がるのに違いない。
 これは、そんな運命の糸で織りこまれた美しい織物のような物語である。




  
  2020.5.28

🌼テイカカズラが綺麗でした✨





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📖 ありえないほどうるさいオルゴール店 📖 瀧羽 麻子 著 幻冬舎

2020年03月09日 | ときどき読書📖覚え書き📖
*乱読です&感想は苦手です*


お客様の心の中にずっと流れている 『心の音』 を聴いて『思い出の伴奏』 にして、
オルゴールに仕立ててくれるという風変わりな店主のいる
オルゴール店の7つの物語。
とても素敵な一冊でした。




🍀 🍀 「よりみち」 「おそろい」 「バイエル」 「おさきに」は読んでいて心がキュッとなりました。

 
こちらは本からお借りしました 



🍀 子供の頃、父が京都へ社員旅行で行ったお土産に買ってくれたオルゴールは壊れてしまいましたが
オルゴールの音色はお部屋の空気が綺麗になる気がして時々CDで聴いています (*˘︶˘*) ♪♫•*¨*•.¸¸♪





スノーフレーク(鈴蘭水仙)、咲いていました




暑さ寒さも彼岸までと申します
お出掛けの際はご用心なさって、体調お気をつけられて下さいませ


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