映画を観終わった後、チケットの半券はどうしていますか?
大抵は周辺のお店で見せると割引をしてくれます。なのでいつも財布に入れっぱなしにしてそのままにしてしまって忘れてしまうのですね。
そしてそんな半券たちを数えれば一年間どれだけ観たのかもわかってしまうのです。
そんなことを気付いてから何気なく毎年数えているんですが、2019年分は明らかに観たのが多くなって大半は仕事場に置いているんですね。なので何枚かはまた後日の発表します。
ちなみに2018年はこちら
2019映画まとめ第一弾は 『映画館総括』を書いていきます。
なんといっても音響ミキサー志望だった自分としてはDOLBY ATOMOS(立体音響)の映画に最高の映画館で違いを聴き比べできるほど作品にも映画館にも充実していました。
そして、日本での立体音響の制作で普及にも活動している『岩浪美和 音響監督』が登壇する映画のイベント上映に参加できて裏話や苦労した点、立体音響制作に至るまでの業界の態度などお聴きすることができたんです。
自宅からふらっと行ける幕張新都心で結構行われるのでそれなりに参加してました。
そんな中その幕張新都心で結構お世話になっているscreen 8 の大きなスクリーンが張り替えが行われたということでその際長回しで撮っていたスクリーンの張り替え動画を見る機会がありまして、その際参加者プレゼントとして旧スクリーンの一部をじゃんけん勝ち抜きでいただきました。
もらった直後撮ったのが↓の写真です。
いつも観ていたスクリーンが手元にあり尊敬する音響監督のサイン入り、映画製作に携わっていたころもあったので人生を凝縮したようなものを感じてしまい感動しました。
ただの廃棄分のシルバースクリーンもらって感動する人間ってあまりいないと思いますよ。
ということで、プロからの視点なども参考にしつつ立体音響で上映する映画があればチャンスと思い追加料金払ってでも積極的に観てきました。
ここからは行ってきた映画館のまとめです。
- イオンシネマ幕張新都心 の screen 8 (DOLBY ATOMOS + ULTIRA)
追加料金なしで観られるすごくありがたい箱なので観てる回数も多いこともあり印象などすべてここを標準としています。
- 成田HUMAXシネマズ のIMAX
郊外のIMAXとして成田空港経由で行ったりバイクを買ったので直接行ったりしました。
行くまでに時間がかかるのですが、その分都内の混雑と無縁でそんな詰め込まれていない設計になのか1シートあたりがゆったりしているのです。
その中でもプレミアムシートが音響的にもスクリーン的にも一番良い席にある。
ちゃんとしたプレミアムシートなんですね。プレミアムシートなのにそこらへんおざなりの都内とはすごい違いです。
ということで普通のIMAX規格はここで体験しました。
独自スクリーン規格と立体音響で没入感ぱない。IMAXは主にアメリカ作品に多いのでそこらへん好きな方はIMAXを意識して観ることをお勧めします。
まさに映画を『観る』から『体験する』になるんです。
- T・ジョイPRINCE品川 のIMAX
上映の時間のためだけに渋々いったところです。
かなり混雑するところなのでゆっくりする場所も少なく苦手な箱です。
少しでも席数を入れようとそれなりに詰めているため都内では普通の席です。
ですが外周近くの席でなければIMAXの規格のおかげで大抵は立体音響を楽しめて大スクリーンも楽しめます。
- TOHOシネマズ 新宿 の IMAX レーザー
11月に新しくIMAXレーザーが始まりました。
これってなんなの?そんなに変わるの?と思ったので体験しに行ってきました。
観てみたらあら不思議、家でいつも観ている大画面の2Kテレビが4K HDRになってましたよ。というのが大スクリーンで実現していたのです。
画としては詳細になったのと輝度の範囲がすごく広くなったので明暗がくっきりしている。これにつきます。
ただここまで違うと制作時に意図してたものとけっこう差が出てしまって修正が必要なのではないかと思ってしまうくらい。
なので「IMAX レーザー用に作りました」という作品が出てくるまでは意図していない画としてそのまますんなり受け取ってしまってはいけない気もします。
- シネマイクスピアリ の 4K上映
スクリーンは今まで出てきた映画館の中で一番小さいのですがたまに4K上映している作品があるのです。
おそらく4Kでの配給があるものを4K対応映写機で実現しているものと思います。
これで『永遠の門 ゴッホの見た未来』を観たときは色彩の豊かな作品でしたので4Kで観て正解と思えるほどぴったりでした。
太陽の光と絵画の鮮やかなブルーと立体感のあるイエローがゴッホのテーマでもあるのでうってつけでしたね。
以上2019の『映画館』の総括でした。
次は映画作品です。
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