2019年みた映画をまとめます。
考えさせられる部門
映画の中にちりばめられたメッセージを受け止めた瞬間から考えなくていけなくなるおすすめの映画です。
感動にもいろいろあると思うのですが、これも一種の心が動かされる感動作です。
- フロントランナー
主演 ヒュー・ジャックマン なので観ました。
時代と選挙の潮目が変わったアメリカ大統領選の話。
ヒュー・ジャックマン演じるカリスマ政治家ゲイリー・ハートは最有力候補だったのにも関わらずとあるきっかけで簡単に脱落してしまった。
アメリカも昔はこうだったんだということと今も引きづっているところもある。
時代の変わり目がこうも変わるとかついていけないよね。現代だと乗り切ろうとして乗り切ってしまうのが必須能力になってますが。
- グリーンブック
差別って意識してなくても日常の何気ない言葉と行動に隠れている。
そこを意識して脚本を作ったのだそうで大変見ごたえがある作品です。
現代では結構ありそうなコンビだと思うんですけどこの時代のことを考えると本人たちも戸惑うことばかりだった。
ぜひ中学生に見せたい作品です。
- ビリーブ 未来への逆転
法律での男女平等を実現するため徹底的に戦った実話を元にした女性弁護士の話。
中盤から名門ハーバードの伝統というか理念をちゃんと受け継いでいたのが伝わってきてハーバードへ突きつける場面は感動ものでした。
ここまでしなかったら今でもアメリカの法律の中に残っていたのかと思うと信じられません。
- バイス
ジョージ・W・ブッシュ政権でものすごくやばかったのは副大統領に就任した彼が原因でした。
その彼がどうしてこうなったのか、徹底的に調査をして組み立てたストーリーになっています。
ストーリーもものすごいのですが主演のクリスチャンベールの演技と役作りがものすごく別人にもなれるというのがわかる作品です。
クセの仕草とか完璧であまりメディアに出てこなかった人物であるはずなのに「あ、これ見たことある人だ」と分かったくらいです。
- アマンダと僕
まだ若い主人公が姉の子供を引き取る話。
主人公がイケメンすぎるというので観た作品です。
現代だからこそ起こる問題とEU内での法律で災難が主人公に降り注ぎます。
フランス映画のつくりとかも観れるのですがここのところの日本では貴重ですね。
あとヨーロッパで市内でロケすればすぐ画になる街並み、公園とかでてきて制作側としてはものすごくうらやましい環境なんだと気づかされました。
- この世界の(さらにいくつもの)片隅に
『この世界の片隅に』からもうちょっと内容を追加したのが『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』です。
実写ドラマ化されたのがこちら
第二次世界大戦の始まりから終わりにかけての日本
戦地に行かず残った人達の日常のお話です。
ヒロインのすずさんは天然でおっとりした人柄で当時だと困った人ですが現代にいたらきっともっと慕われていたのではないでしょうか。
時代が変われば人情の受け止められ方も変わるということなんですよね。
当たり前なんですけどそんなことなかなか気づきませんて…
舞台になる呉は海軍の軍港があるため軍需産業がそばにあり工場の需要があるため戦時中でも賑わっている街です。
国際法上狙われる施設が多くある街ということで空襲の激しさ、怖さが日常の町
そして呉は、広島の近くです。歩く分には遠いですが、歩いてきた距離を思うと胸が締め付けられます。
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