どうやら米国では税制法案の可決がなされたようで、ドルにとっては週明けの急落は免れた感じです。ロシアゲート事件の元大統領補佐官フリン氏の司法取引の報道後のドルの動きをみると下落は一過性で少し反発もしてきています。確かにトランプ政権の不安定さが表に出てきており、ドルは急落したりもしますが、安定政権でも何らかの材料を見つけて為替は変動するもんです。トランプが大統領になるとドルは急落すると言われたが、急落後、すぐに急反発したり、予想はあてにならないのです。とりあえず、米国は景気もよく、利上げもペースはともかく行っている数少ない国ですから、100円割るような円高はないでしょうし、長い目でみるとドル高のような気がします。以前はドル不安についてかきましたが、ドルが安くなると貿易にはプラスでも欲しがる人がいなくなれば基軸通貨としての価値もなくなり、米国にとってもマイナスでしょう。とりあえずは今月のFOMC後の動き次第でしょうね。次のFRB議長の方針とか…。
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