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2016年版 Kマウントレンズ寸評

2016-12-31 17:15:41 | Weblog
PENTAXのデジタル一眼レフカメラK-3を買って3年近くが経ちました。
それからミラーレス一眼のK-01も購入から2年以上経っています。
これらにつけるKマウントレンズは長期旅行に、日帰り旅行、山登りにと様々な場所で使ってきました。
そこで今年も手持ちのレンズのレビューなぞ、軽くやってみようかと思います。


●Tamron 17-50mm F2.8(Model A16)
 コストパフォーマンスの高さに定評がある、F2.8通し標準ズームレンズ。
 今年は1月と3月の旅行には持って行ったものの、それなりの重さがあるのでそれ以降の山登りには持っていかなかった。



 また、近景描写はよいものの遠景描写は今一つ。
 結果、このレンズで今年下半期に撮った写真がほぼ0という有様。
 HD21mm+DA40mmXSのセットを持ち歩くことが多くなった。
 このセットがコンパクトすぎるのが悪いんだ!w




●DAL18-50mm WR RE
 購入後すぐにイメージングスクエアに持っていって調整してもらったレンズ。
 しかし調整したところでどこまでいってもキットレンズ画質であり、
 きっと今後もよっぽどひどい雨降りのときでない限り、持ち出さないと思う。
 そんな状況ならそもそも写真を撮らないか。





●HD DA 21mm Limited
 去年の今頃はDAL18-50mmに出番を奪われつつあったお気軽お散歩レンズ。
 今年前半もその傾向にあったものの、夏の駒ヶ根旅行において18-50mmとの画質の差を改めて気づかされ、
 それ以降はずっとメインを張っているレンズである。

 サイズと画角による使い勝手と、画質のバランスが素晴らしい。
 前にも書いたとおり、35mm判換算で31mmという画角は写ルンですと同じもので、
 それが手のひらサイズに収まってるわけだから、とりあえず持っておけば役に立つレンズである。
 歪曲が少々大きいのが欠点か。
 それでもあいかわらず一番お気に入りのレンズ。



 気に入りすぎて酷使したせいか、10月には内部のビスが外れるというアクシデントがあって工場送りになった。
 修理費に1万円かかってしまったので、もう壊さないようこれからは大切に扱います。




●SMCM 28mm F2.8
 中古8000円で売っていたので思わず買ってしまったマニュアルフォーカスレンズ。
 今年は一度も使っていない。




●40mm F2.8 XS
 全長9.2mm、質量52gしかないビスケットレンズ。
 写真の撮れるボディキャップなんて揶揄されることもあるけれど、
 描写自体はさすがに単焦点。



 ただ換算61mmの画角は少し使いにくい。



●10-17mm F3.5-4.5 Fish-eye
 星景写真用に広い広角レンズが欲しくなって、中古で買ったもの。
 ロードマップに載っている 新広角ズームレンズ「DA 12-28mm(仮)」が出てこないので、超広角側はいまだこれ頼みになっている。



 魚眼ではあるがズームなので、テレ端ならちょっと歪曲の強い広角として使える。
 軽くて小さくて、それでいて広い範囲を写せる。
 登山に持っていくと思いのほか捗った。



●smc PENTAX DA 70mm F2.4 Limited
唯一今年に買ったレンズ。
中望遠レンズを持っていないので、フルサイズを見据えて思い切ってFA77mm Limitedを買うか、
中古のsmc 70mmでひとまずやり過ごすかを悩んだ末に、安い方にした。
マップカメラで良ランク品を22800円。
中望遠レンズとしては130gととにかくコンパクトで、なんとなく持ち出すにはちょうどいい。
描写もHD70mmやFA77mmには及ばないものの、なかなかのもの。



ただ、この画角はとても難しい。
撮りたいと思って足を止めた場所から一歩下がらないとフレームに収まらないのが40mmXSとすれば、
こちら70mmは二歩下がらないとフレームに収まらない。
どう使おうか、現在考え中。




●DFA 100mm F2.8 Macro
所有レンズのなかで唯一のマクロレンズ。
寄れる望遠レンズということで使い勝手はよいが、ひょっとすると長いレンズも必要になるかも、
ってときにカバンの中に忍ばせておく用途としては今年手に入れたsmc DA70mm Limitedが収まったので、
100mmマクロ自体の持ち出す機会は減少している。



現在は公園や庭園など植物を撮れることがわかっている場所に出掛けるときに持ち出すレンズとなっている。


●smc PENTAX-DA50-200mm F4-5.6ED WR
中古で1万5000円で買った安ズーム。
遠くのものを写すとさすがに値段相応のネムい写りになるが、近接描写は意外といい。
簡易防滴、そして軽いズームなので、旅行に持っていくと便利。
旅行や登山の際にはDFA100mmではなくこちらを持っていく。




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