
3日目の残りです。
黒部ダムから無事に富山まで戻ってきましたが、この日の移動はこれで終わりではありません。
このまま富山で1泊してしまうと、次の日の移動が14時間超と大変厳しいものになります。
なので、1時間ほど北陸本線に乗り、この日のうちに金沢まで移動することにしました。

もはや1時間の乗車とか、ぜんぜん苦痛じゃないですね!(笑)
ちなみにこの区間、移動距離59.4km、乗車賃950円ということなので、
18きっぷ(2300円/日)を使うと大幅な赤字となりますから、普通に切符を買って乗りました。
立山黒部アルペンルートも当然18きっぷを使えなかったので、
18きっぷの旅なのに、この日は18きっぷを全く使わない日になりました。

このあたりは475系です。3両編成。
すごいカラーリングだったのでびっくりしました。
この電車、冷房の効きがかなり悪かったんですよね。
しかもちょうどラッシュアワーだったので、車内は満員。
扇子であおいでも汗が流れるような状態でした。

富山で乗ったときは満席で、この旅行で初めて立つことになったんですが、
ひと駅進んだだけで席が空き始め、すぐに座れるようになりましたよ。
その先に進むにつれてどんどん乗客は降りていき、
金沢に着く頃にはロングシートのこちらと向かい側を合わせても
自分ひとりしかいないというさびしい状況になってしまいました。


金沢駅は大きいですねぇ。
隣のホームには特急「北越」が居ました。
この日の宿は金沢駅前すぐの金沢都ホテルです。
部屋のお風呂が少し古かったですが、部屋自体は綺麗で快適でした。
なにより駅からのアクセスが抜群。地下道直結ですから。
今回の旅行は電車ばかりの旅なので、駅から近いところにばかり選んで泊まってます。
この日の夕飯はホテルの地下にあった郷土料理 白山茶屋さんです。
黒部ダム往復で疲れていて遠出する気がなかったのと、
ネットで調べてたら安くてうまいという口コミがあったのと、
サッカー日韓戦があったからすぐに戻れるところがよかった、というのがここを選んだ理由です(笑)
この選択が大正解!
アジのたたきは注文してからさばくので少し時間がかかるものの、
ものが新鮮で身がしっかりしていて、食感が楽しめましたし、
カニ雑炊はしっかりとダシが聞いていて、けれどどこか懐かしい味がしましたし。
特に数量限定らしかったぶり大根は、骨までポロポロ崩れるくらいに煮込んであって、とってもおいしかったです。

これはイカの黒づくり。
塩辛ですがイカの墨だけで作っているので、臭みがないんです。
日本酒とよく合いましたよ。
という感じで3日目が終了です。
次の日はついに最終日、東京への帰路です。